赤ニキビになったらどうすれば？その原因と対処法まとめ

目立つニキビと言えば、『赤ニキビ』のような炎症したニキビでしょう。これは『痛い・痒い・見栄えも悪い』と言ったデメリットしかないもの。白・黒ニキビが炎症を起こして赤ニキビに発展するケースや、目立たない箇所でいつの間にか発生していることも多々あります。

ニキビ跡ができやすいのが、赤ニキビの厄介なところではでしょうか？早く治すためには、とにかくそれ以上悪化させないことがなによりも大切なポイントと言えます。どうやったら、赤ニキビにならないよう努めればいいのでしょうか？今回は、『赤ニキビ』について細かく解説していきます！

目次

1.多くに人を悩ませる『赤ニキビ』とは？
1-1.皮脂の役割とは？多すぎても少なすぎてもダメ！

2.炎症を起こして痛い赤ニキビは？
2-1.常にかゆみを伴う赤ニキビはまた違う！
2-2.皮脂の過剰分泌が起こる要因とは？
2-3.痛みのない赤ニキビも存在する！
2-4.混合肌による赤ニキビは厄介
2-5.赤いニキビって正確にはどんな状態を指すのか？

3.ターンオーバーの乱れに気を付けたい！
3-1.便秘が原因でニキビが治らない？
3-2.規則正しい生活習慣を！
3-3.ストレスが原因でニキビが悪化してしまう場合も
3-4.炎症を抑えよう！手では極力触らないこと

4.一般的な赤ニキビの治療は『ステロイド薬』が多い！
4-1.『肌の再生を促す』ことでニキビ治癒を早めよう！
4-2.『抗生物質』では赤ニキビの根本治療にならない？
4-3.肌に優しいスキンケアが必要！

5.痛みやかゆみのある赤ニキビに対するニキビケアは？
5-1.混合肌の赤ニキビはまたケアが違う
5-2.治療中は紫外線対策も忘れずに！
5-3.ホルモンバランスの乱れはニキビの発端！
5-4.睡眠不足と赤ニキビの関連性とは
5-5.保湿成分たっぷりのケアを優先に！
5-6.局所注射によるニキビ治療で赤ニキビにもアプローチ！
5-7.アルコール類は控えめに！野菜を多めに摂ろう

6.まとめ

1.多くに人を悩ませる『赤ニキビ』とは？

出典 |　ギャザリー　

赤ニキビの大きな原因は皮脂の過剰分泌だと言われています。そして、ニキビがとうとう炎症を起こして腫れを伴っている状態が赤ニキビなんですね。ふくらんだ赤ニキビは、白ニキビもしくは黒ニキビがさらに悪化した状態です。赤ニキビの原因は、毛穴にたまった皮脂を栄養源として細菌が繁殖させ炎症を起こすこととされています。

炎症がひどいと膿（うみ）や痛みを伴うことも十分にありえます。自分でケアするのは難しい段階に入っているので、ほとんどの方は皮膚科に通院することを検討するでしょう。

1-1.皮脂の役割とは？多すぎても少なすぎてもダメ！

もともと私たちの肌の皮脂は肌に潤いを与え、外部からやってくるホコリや細菌、雑菌などが入り込まないように防御するバリアの役割を果たしているんですね。この皮脂の量が少なすぎるとお肌が乾燥して肌の防御機能が失われ、シミやシワなど様々な影響が出てきます。

ですが、過剰に分泌され過ぎるのもよくありません。皮脂が大量に分泌されると毛穴が詰まってしまい、毛穴に詰まった皮脂を栄養素としてニキビの原因となるアクネ菌が増殖します。大量に増殖したアクネ菌により皮膚組織が刺激されて炎症を起こした結果が赤ニキビなんですね。