4 市販薬や化粧品でダメなら、皮膚科に行ってニキビ跡を消しましょう
出典 | o-dan
ニキビ跡は、市販薬や化粧品で緩やかに消していくことは可能ですが、即効性はありません。即効性を期待するのであれば、強い成分の入った処方薬を皮膚科で出してもらうことが早道です。
また薬などで消すことが非常に難しい、皮膚の凹凸を伴った、クレーターニキビ跡、しこりニキビ跡、ミミズ腫れニキビ跡についても、美容皮膚科などで行っている一種の外科的な治療で消すことが可能です。
以下、ニキビ跡の種類によって、皮膚科がどのような治療を行うのか紹介します。
4-1 赤いニキビ跡、茶色のニキビ跡、紫色のニキビ跡への治療法とは?
4-1-1 処方薬によって消す方法
美容皮膚科の場合はいきなり施術をしようとするかもしれませんが、一般的な皮膚科医がまず最初に考えるのは、処方薬によってニキビ跡を治す方法です。その際には、だいたい以下のような薬が処方されます。
■ベピオゲル
ベピオゲルは、2015年から保険適用された新しい塗り薬です。基本的には抗菌薬ですが、古くなった角質を除去し、肌の再生を促す効果もあるので、ニキビ跡の治療にも効果があります。
■デュアック配合ゲル
デュアック配合ゲルは、抗菌効果と、古い角質を溶かす効果の両方がある塗り薬です。皮膚の深い部分の炎症にも効果があるので、赤いニキビ跡を消す効果もあります。
■ブルフェン
ブルフェンは痛み、熱、炎症を抑える飲む薬です。肌の奥でまだ炎症を起こしているニキビ跡を抑え、赤みを消してくれます。
■トレチノイン
トレチノインはビタミンAの100倍もニキビ跡に効果があると言われています。ターンオーバーを正常化させ、メラニンを排出して色素沈着を消してくれます。ただし、保険適用ではないので、費用的には高くなる可能性がありますから、使用前に費用についてはしっかり確認してください。
■ハイドロキノン
ハイドロキノンは、「肌の漂白剤」ともいわれるくらい美白効果の高い塗り薬なので、シミになっているニキビ跡を消す効果があります。これも保険適用外の薬です。
4-1-2 施術によってニキビ跡を消す方法
以上でもなかなか消えないニキビ跡の場合は、外科的な施術を行う方法もあります。基本的にすべて保険適用外ですので、費用は高くなりますし、ほぼ美容皮膚科でしか実施していませんが、効果に関しては薬よりも数段期待できます。以下その方法をご紹介します。
■ケミカルピーリング
酸性の薬剤を皮膚に塗り、表面の古い角質を除去して、ターンオーバーを促す施術です。費用的には、1回あたり3,000円~20,000円が目安です。
■カーボンピーリング(マックスピール)
皮膚の表面に微粒子の炭素(カーボン)を塗って、赤外線レーザーを当て、炭素の黒色に反応させることで、古い角質を除去し、ターンオーバーを正常化させる施術です。これはまだ新しい治療法なので、実施は一部の美容皮膚科に限られます。費用的には、1回あたり30,000円前後が目安です。
■レーザー
レーザー光線で真皮を刺激し、新陳代謝を活性化させ、ニキビ跡を消す施術です。これは機種や回数が皮膚科によっていろいろな設定があるので、よく内容を確認してください。それを含めて、費用の目安は1回あたり30,000円~50,000円です。
4-2 クレーターニキビ跡の治療法とは?
クレーターニキビ跡は、基本的には薬では治りません。何らかの外科的な施術が必要です。以下その方法を、ご紹介します。
■ケミカルピーリング
基本的には赤いニキビ跡、茶色のニキビ跡、紫色のニキビ跡の治療と同様に、皮膚の表面の古い角質を除去して、ターンオーバーを正常化し、その自然治癒力で治していく施術です。費用的には、1回あたり,000円~20,000円が目安です。
■レーザー
レーザーによる治療法は、使うレーザー機器によって2種類あります。1つは、赤いニキビ跡、茶色のニキビ跡、紫色のニキビ跡と同じ機種を使って、レーザー光線を真皮に当て、新陳代謝を活性化させる方法です。レーザーが当たると、コラーゲンの再生も促進されるので、凹んだ部分にコラーゲンが生まれ、それによって皮膚を再度盛り上げる、という方法です。
もう1つが、CO2レーザーというものを使う施術で、これは凹凸にレーザーで微小な傷をつけ、その傷口が再生する働きを利用して凹んだ個所が修復することを目指す施術です。ただし一時的ですが、皮膚へのダメージも大きいので皮膚の弱い人、現在炎症が起こっている人の場合は避けましょう。
これらの施術の費用の目安は、1回あたり30,000円~50,000円です。
■患部への注射
真皮に直接、細胞が増殖する成分を注射によって送り込み、コラーゲン細胞を増やし、それによって凹んでいた皮膚を元通りに盛り上げる、という施術です。状態によって、回数は異なり、実施している美容皮膚科も限られます。費用の目安は、1回あたり10,000円~40,000円です。
■皮膚移植
たとえばお尻などの、顔以外の皮膚をニキビ跡に移植する手術です。手術後は拒否反応も出る可能性があり、半年~1年間は予後を見る必要があります。これも実施が可能な皮膚科は限られます。費用の目安は350,000円~です。
4-3 しこりニキビ跡、ミミズ腫れニキビ跡の治療法とは?
しこり、あるいはミミズ腫れになったニキビ跡の治療法は、美容皮膚科でしか基本的には行えないでしょう。その際の治療法は主に以下の2つになります。
■ステロイド注射
ステロイドは強い赤みを帯びた炎症に効果を発揮するので、ミミズ腫れニキビ跡に対しては効果が期待できます。ただし、副作用が非常に強いので、熟練した皮膚科医のいる美容皮膚科を探しましょう。費用の目安は、1部位1回あたり6,000円~10,000円です。
■レーザー
これも赤いニキビ跡の治療と同様に、レーザー光線を真皮に当て、再生を促進してニキビ跡を消す施術です。費用の目安は1回当たり、30,000円~50,000円です。
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