3 化粧品でニキビ跡を消せる？どんな化粧品を選ぶべきか
出典 | o-dan
また、化粧品の中には「シミ、そばかす」対策のものもあります。したがって、それらを使っても、薬ほどの効果はありませんが、色素沈着によるニキビ跡は消すことが期待できます。それらを選ぶ時うえでは、以下がポイントです。
3-1 色素沈着のニキビ跡を消すにはビタミンC
色素沈着のニキビ跡は、シミ対策と同様の成分に効果が期待できますので、「美白」「シミ対策」を訴求している化粧品を使うとよいでしょう。
美白化粧品は、メラニンを作らせないものと、できたメラニンを消すものに分けられますので、ニキビ跡を消すには前者の働きをする成分を配合しているものである必要があります。
たとえば、一番多く出回っているのは、ビタミンCをビタミンC誘導体という形で配合した化粧品です。ビタミンCは酸化して黒くなっているメラニン色素を、酸化の反対の「還元」を行うことで、肌の色をもとに戻してくれます。ほかにも、同じような効果を持つほかの成分を配合している化粧品もありますので、探してみてください。
3-2 肌のターンオーバーを正常化して、ニキビ跡を新陳代謝する
ニキビ跡を消すためには、肌の新陳代謝であるターンオーバーを正常にして、古い角質がはがれるのとあわせて、皮膚表面近くにあるニキビ跡の原因であるメラニンを排出させるのが、最も効果的です。これで、茶色いニキビ跡は消すことが可能です。
またあわせて、赤いニキビ跡や紫のニキビ跡も、皮膚が生き返る過程で徐々に薄くなっていきます。
ではどういう成分がいいのかというと、ターンオーバーの正常化は化粧品の大きなテーマなので、いろいろな会社がさまざまな成分を配合し、「自分のところの化粧品はターンオーバーを正常化する」と主張しています。ですので、一概には言えませんが、一般的には、以下の成分にその効果が期待できるとされています。
■ビタミンC
ビタミンCは、シミを消すだけではなくターンオーバーも正常化させます。
■ビタミンA（レチノイン酸）
ビタミンAは皮膚を修復して、ターンオーバーを促進してくれます。
■ビタミンE
ビタミンEは、強い抗酸化作用があり、血行を促進し、皮膚細胞に新鮮な栄養と酸素を供給するので、新陳代謝を高めてくれます。
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