困ったニキビ跡を消すには?予防法と種類別対策を徹底解説!

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目立つところにできたニキビがやっと治ったと思ったら、それが今度はニキビ跡になってしまった、と困った経験はありませんか?

ニキビ跡はニキビができている時から注意すればある程度が防げるものであり、またなってしまった後でも適切な対策によって消すことが可能です。

ただし、ニキビ跡にも種類があるので、その種類によって対策は変わってきますので、それをしっかり理解することが重要です。

ここでは、そのニキビ跡を消すための種類別の対策と、そしてそもそもニキビ跡になりにくくするための予防法をご紹介します。

目次

1 種類によってこんなに違う!ニキビ跡の種類とできる原因は?
1-1 赤いニキビ跡は毛細血管の赤み
1-1-1 赤いニキビ跡の状態
1-1-2 原因は毛細血管
1-2 紫色のニキビ跡
1-2-1 紫色のニキビ跡の状態
1-2-2 紫色のニキビ跡はアザと同じ
1-3 茶色のニキビ跡
1-3-1 茶色のニキビ跡の状態
1-3-2 茶色のシミの原因は紫外線
1-4 クレーターニキビ跡
1-4-1 クレーターニキビ跡の状態
1-4-2 クレータ-ニキビ跡の原因は、コラーゲン組織の破壊
1-5 しこりニキビ跡
1-5-1 しこりニキビ跡の状態
1-5-2 しこりニキビ跡は、皮膚の異常化が原因
1-6 ミミズ腫れニキビ跡
1-6-1 ミミズ腫れニキビ跡の状態
1-6-2 ミミズ腫れニキビ跡の原因は、皮膚の過剰再生

2 ニキビ跡を消したい!自分で市販薬で対応するには?
2-1 ニキビ跡専用の市販薬はない。まず勉強を
2-2 赤いニキビ跡、茶色いニキビ跡、紫色のニキビ跡を治す市販薬の選び方は?
2-3 ニキビ跡を消す効果の期待できる市販薬3選
2-3-1 チョコラBBプラス<エーザイ>【飲み薬】
2-3-2 ハイチオールCプラス<エスエス製薬>【飲み薬】
2-3-3 ユベラリッチ<エーザイ>【塗り薬】
2-4 ニキビ治療薬を使っても効果はありません

3 化粧品でニキビ跡を消せる?どんな化粧品を選ぶべきか
3-1 色素沈着のニキビ跡を消すにはビタミンC
3-2 肌のターンオーバーを正常化して、ニキビ跡を新陳代謝する

4 市販薬や化粧品でダメなら、皮膚科に行ってニキビ跡を消しましょう
4-1 赤いニキビ跡、茶色のニキビ跡、紫色のニキビ跡への治療法とは?
4-1-1 処方薬によってニキビ跡を消す方法
4-1-2 施術によってニキビ跡を消す方法
4-2 クレーターニキビ跡の治療法とは?
4-3 しこりニキビ跡、ミミズ腫れニキビ跡の治療法とは?

5 ニキビができたら跡にならないケアを!ニキビ跡を避けるための注意点4つ
5-1 .ニキビを手で触らない
5-2 紫外線を徹底して避ける
5-3 枕カバーは毎日交換
5-4 化粧パフ、ブラシ、チップを定期的に洗う

まとめ

1 種類によってこんなに違う!ニキビ跡の種類とできる原因は?

出典 | o-dan 

それではまず最初に、ニキビ跡の種類とその原因についてご説明します。これを知ってしておくだけで、その予防法も理解することができます。

1-1 赤いニキビ跡は毛細血管の赤み

1-1-1 赤いニキビ跡の状態

このニキビ跡は赤ニキビの腫れが治まってきて、腫れのために盛り上がっていたものがなくなりはしましたが、赤く跡が残っている状態です。

1-1-2 原因は毛細血管

このニキビ跡の元である赤ニキビは、毛穴の周囲が炎症を起こしている状態でした。炎症とは、細菌に対して免疫システムが作動し、病原菌と免疫細胞が戦っている状態のことで、ある意味、身体の防御反応の証しだとも言えます。

その赤ニキビが、同じ場所に繰り返しできてしまった場合、そこでは何度も免疫細胞と細菌が戦うことになります。免疫細胞は、細菌と周囲の健康な部位を区別して攻撃できないので、結果的に炎症部分だけではなく、周囲の毛細血管まで傷つけてしまいます。その結果、うっ血が起こったり、肌の表面は治っても奥にはまだ炎症している部分が残ったりしてしまい、それが赤くなったまま、跡になります。これが赤いニキビ跡の原因です。

特に、ニキビによって皮膚の表面が薄くなっていることもあって、中の赤みが目立つという面もあります。

1-2 紫色のニキビ跡

1-2-1 紫色のニキビ跡の状態

赤ニキビや黄ニキビの腫れが治まり、炎症のための盛り上がりは消えていますが、それが紫色のシミのようになった状態です。

1-2-2 紫色のニキビ跡はアザと同じ

紫色、または赤黒色のニキビ跡は、炎症の後で血の色が皮膚を通して透けている状態で、転んだ時にできるアザと症状的には同じものです。

毛穴の周囲の炎症や化膿が悪化すると、その毛穴のさらに奥にある真皮も損傷し、その周辺の毛細血管に傷がつきます。それによって、毛細毛管の中を流れている血液が真皮細胞に漏れ出て、細胞そのものに染み込んでしまいます。血液の成分である赤血球に含まれるヘモグロビンがそれによって黒く変色してしまうため、それが赤黒かったり紫色をした、シミのような跡になるわけです。

ただ、このニキビ跡は、酵素の働きで基本的には徐々に消えていきます。

1-3 茶色のニキビ跡

1-3-1 茶色のニキビ跡の状態

茶色いニキビ跡は、紫色のニキビ跡がやっと治ったと思ったら、それが茶色く残ってしまった状態です。

1-3-2 茶色のシミの原因は紫外線

茶色いニキビ跡は、紫色のニキビとができる原因とは全く別の理由でできてしまうものです。簡単にいうと、紫色のニキビ跡にたくさんの紫外線が当たったことで、その部分のメラニンが色素沈着してしまうことが原因です。

メラニン色素というものは、肌が紫外線をたくさん浴びた時に、その内部を守るために大量に発生発する、これも肌の防御機能のひとつです。そのメラニン色素は、通常は時間が経過すると、肌の新陳代謝であるターンオーバーによって排出され、その結果また肌が白く戻るようになっています。しかしメラニン色素の量が多すぎると、全てが排出できず、皮膚の表面近くに残るという、色素沈着の現象が起こり、茶色のシミのような跡になってしまうのです。

1-4 クレーターニキビ跡

1-4-1 クレーターニキビ跡の状態

そういう皮膚の状態になっているのを見たことがある人もいるでしょうが、ニキビが悪化し、そのために肌に凸凹ができてしまった状態です。

1-4-2 クレーターニキビ跡の原因は、コラーゲン組織の破壊

皮膚の構造は表皮の下に皮下組織があり、それは糸のようなコラーゲン組織が、建築の「梁」のようにX字に交差して、皮膚の弾力を守り、水分を保持しています。このコラーゲン構造が、皮膚にとって非常に大きな刺激であるニキビによって破壊されてしまい、皮膚の弾力を維持できなくなって、凹んでしまったのです。それはまさに皮膚の一部が喪失したのと同じなので、ぽこんと凹んでクレーターになるのです。

このクレーターニキビ跡は、肌に弾力がある若い頃は周りの皮膚が隠してくれ、目立たちませんが、加齢によって皮膚のコラーゲン量が減少すると、凹みが目立ってくることが多いものです。

1-5 しこりニキビ跡

1-5-1 しこりニキビ跡の状態

特に痛みはありませんが、かなりニキビが悪化した後で治った場合、ニキビだった部分にしこりのような、固い盛り上がりができた状態です。

1-5-2 しこりニキビ跡は、皮膚の異常化が原因

ニキビが治ると、皮膚はニキビで傷んだ状態を修復するように働きます。しかし、そのニキビが極めて化膿したものだった場合、それが真皮の奥まで浸潤し、奥の細胞のDNAに傷をつけます。すると皮膚の再生機能に異常が起こり、新しい皮膚の生産量が過剰になって、その過剰な分がしこりとして肌表面を盛り上げてしまうのです。

1-6 ミミズ腫れニキビ跡

1-6-1 ミミズ腫れニキビ跡の状態

しこりニキビ跡と同様に皮膚の表面が盛り上がっていますが、ミミズ腫れニキビ跡の場合は毛穴もなくなり、ヤケド跡のようになった状態です。非常に悪化したニキビが治った後、ニキビの部分がミミズ腫れのように、赤みを帯びて盛り上がります。この場合は、痛みやかゆみを感じる場合があります。ここまで悪化するケースはあまり多くはありません。

1-6-2 ミミズ腫れニキビの原因は、皮膚の過剰再生

これも基本的にはしこりニキビ跡と同じ原因です。特に、同じ場所にニキビが何でもでき、その都度化膿してしまうことによって、真皮の奥の細胞に異常が発生し、過剰に細胞を修復してしまうことで、ミミズ腫れのようになってしまいます。


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