3 クリンダマイシンリン酸エステルは「静菌」作用を持つ医薬品
出典 | pixabay
3-1 クリンダマイシンリン酸エステルの働きはアクネ菌の繁殖を抑えること
デュアック配合ゲルのもう1つの成分であるクリンダマイシンリン酸エステルは抗生物質の一種です。抗生物質とは、原料が化学的な合成品ではなく微生物で、それを加工することで、同じような微生物、つまり菌に対して作用する働きを持つようになった薬のことです。
そのクリンダマイシンリン酸エステルが抗生物質としてどういう働きをするかというと、ニキビの原因の細菌はアクネ菌1つではなく、ほかに黄色ブドウ球菌など数種類あります。そしてどれにも共通しているのは、タンパク質と合成して繁殖していく、ということです。そこで、このような細菌とタンパク質の合成の邪魔をしてやればいいわけですが、しかし問題はタンパク質は人間の細胞にとっても栄養なので、それらも含めて合成の邪魔をしてしまうと、人間の細胞の成長まで止めてしまう点です。そこで、クリンダマイシンリン酸エステルは人間の細胞と細菌を区別しながら、細菌とタンパク質の合成だけを選択して邪魔をするような働きをするのです。
すると、細菌は死滅はしませんが、繁殖が抑えられてしまうので静かになり、そして徐々に寿命が来て次々に死んでいきます。このような作用を殺菌に対して「静菌」といいます。クリンダマイシンリン酸エステルはこの静菌によって、ニキビの原因の細菌を徐々に減らしていき、ニキビを改善させていくのです。
3-2 クリンダマイシンリン酸エステルの優れているのは、どのような細菌にも効果があること
通常のニキビ治療薬は、AはAという菌に効果があり、Bはまた違うBという菌に効果がある、というものなので、ニキビを完全に治すには複数の治療薬を塗ることが必要です。しかし過酸化ベンゾイルはどの細菌に対しても効果があるので、顔のニキビの原因のアクネ菌や、ケロイド状のニキビの原因のブドウ球菌、おでこのぶつぶつ、背中ニキビの原因であるマラセチア菌などを一気に抑え込むことができるのです。
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