3 皮膚科でのニキビ治療の方法
出典 | o-dan
以上のような、自分で治療する方法でニキビがよくならない場合、あるいは速くニキビを治療したい場合は、やはり皮膚科に行くのが1番です。そこで出される処方薬も、あるいは塗布される薬も、市販薬よりも格段に強力ですので、効果はかなり期待できます。また、それでもよくならない場合は、外科的な施術を行うことで、即効性のある治療を受ける方法もあります。ここでは、その2つにどういうものがあるのかご紹介します。
3-1 皮膚科で処方される薬は、3種類
ニキビのために処方される薬はその目的に応じて3種類に分けられます。
3-1-1 アクネ菌の増殖を抑える抗生物質
まず1つは抗菌のための抗生物質です。抗生物質は、アクネ菌の増殖を抑え、死滅させる薬です。ただし、抗菌効果は非常に高いですが、ずっと使用を続けていると、細菌が薬への抵抗力を持つ「耐性菌」になり、抗生物質が効かなくなってしまいます。ですので、安易に長く使うのは危険な薬でもあるので、皮膚科医の指示をしっかり守りましょう。
抗生物質の種類は2つあり、1つは内服薬として、クラリシッド、ルリッド、ミノマイシン、ビブラマイシン、バナン、セフゾン、フロモックスなどが処方されます。またもう1つが外用薬としてダラシンTゲル、ダラシンローション、アクアチムクリーム、アクアチムローションなどが処方されます。
3-1-2 赤く炎症を起こしている状態を抑える抗炎症剤
抗炎症剤は赤ニキビなどの炎症をしずめ、痛みを緩和します。内服薬として、ブルフェン、外用薬としてはスタデルムクリームがよく処方されます。
3-1-3 皮脂の過剰分泌を抑える皮脂分泌抑制剤
ニキビの根本の原因の皮脂分泌を抑制する薬として、ビタミンB6、ビタミンAの飲み薬がが処方されることがあります。女性の場合は、ホルモンバランスの乱れを整えるためにメサルモン-Fや、低用量ピルなどのホルモン剤が処方されることもあります。さらに、外用薬としては、イオウカンフルローションが多く使われます。
3-2 確実性と即効性を求めるなら、外科的施術
皮膚科で行う外科的なニキビの治療法は以下の通りです。
3-2-1 毛穴の詰まりを押し出す面皰圧出
「面皰圧出(めんぽうあっしゅつ)」とは、毛穴の中の膿、皮脂、古い角質などを、面皰圧出器という専用の器具で押し出す出す治療です。これは健康保険で受けることができます。特に初期の白ニキビの時に行うと、ニキビが非常に軽いうちに治療できます。
3-2-2 皮膚に酸を塗布するケミカルピーリング
ケミカルピーリングとは、美容皮膚科で行っている治療法で、皮膚に酸性の薬剤を塗り、はがれない角質や毛穴に詰まっているものを溶かして除去します。白ニキビや黒ニキビに対して行うと赤ニキビへの悪化が防げ、赤ニキビ対して行うと、ターンオーバーが改善して炎症が治まります。ただしこれは自由診療なので、全額自己負担です。
3-2-3 ビタミンなどを皮膚に浸透させるイオン導入
イオン導入は、微弱電流によって薬剤を皮膚の奥へ浸透させる治療です。ビタミンCなどをこれによって浸透させ、ニキビ跡を改善させたり、皮脂分泌や炎症を抑えることが多いです。またプラセンタエキスを浸透させる場合は、ターンオーバーの促進や、クレーターニキビ跡や、色素沈着タイプのニキビ跡にも効果があります。これも自由診療です。
3-2-4 3つの目的で行われるレーザー治療
レーザーによってニキビ治療を行うこともあります。その目的は3つで、1つはニキビにレーザーで穴をあけて膿を出すもの、2つめはレーザー光線を真皮に当てて活性化させ新陳代謝を正常化してニキビをできにくくするもの、3つめはニキビ跡に傷をつけて自然治癒を引き出しそれを消していくもの、です。それぞれの目的によって使うレーザー機器が違います。
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