3 サリチル酸を使うにはどんな方法があるの?
出典 | pixabay
ではこのようサリチル酸を使ってニキビを治療したいという場合には、どのような方法があるのでしょうか?
3-1 美容皮膚科クリニックでケミカルピーリング
まず、もともとこのサリチル酸のニキビ治療効果を用いていたのは、美容皮膚科クリニックです。そこで行うケミカルピーリングにはこのサリチル酸が用いられています。ケミカルピーリングとは、サリチル酸を含んだ薬剤を皮膚科医の監視のもと皮膚に塗り、角質をはがす施術です。
ここで使うサリチル酸は非常に濃度が高いため皮膚を傷つける危険性もあるので、必ず皮膚科医のコントロールで行う必要があります。しかしその分、ニキビ治療の効果は高く、4~5回通って治療を受けると、ほぼニキビは全快します。
3-2 医薬品でサリチル酸を使う方法も
ケミカルピーリングを受けなくても、皮膚科医に行くとサリチル酸ワセリン軟膏という医薬品を処方してくれます。これにも5%または10%のサリチル酸が配合されており、ニキビ部分に塗ることで、治療できます。この薬は、抗菌効果を利用してニキビ治療以外に、皮膚の感染症や皮膚病にも使われます。
3-2-1 どのように手に入れるの?基本は皮膚科での処方
これは基本は処方薬ですので、入手するためには、まず皮膚科を受診して、皮膚科医に処方箋を書いてもらい、その皮膚科または調剤薬局で購入する、という方法が正当な入手ルートです。保険も適用されますが、支払う費用としては、薬自体が700円、ここに診察料や調剤料が入って、たいだい2500円前後になります。
3-2-2 薬のネット通販で購入することも可能
しかし現在では、この方法だけではなく、ネット通販でも購入が可能です。ネットで検索すると、いくつもサリチル酸ワセリン軟膏を販売しているサイトが出てくるので、そこで買えば700円程度で手に入れることができます。
しかし、この場合は医師の監督下でピーリングをすることができず、すべてを自分で判断して治療することになります。これはある意味非常に危険なことです。特に、サリチル酸ワセリン軟膏の10%のものともなるとかなりの濃度なので非常に強いですし、何といっても塗る部分は大事な顔ですから、それを自分の判断でピーリングして、結果、肌が赤むけてボロボロになったり、逆にニキビが沢山できてしまうと取り返しがつきません。
ですので、自宅でピーリングをするのであればサリチル酸を使う場合でも、化粧品などに配合されている、濃度は低いですが安全なものにしたほうがよいでしょう。
3-2-3 サリチル酸ワセリンには副作用も
サリチル酸には過敏症状という副作用が発生する場合があります。塗った箇所の、痒み、赤く腫れる、熱を持つなどの症状です。また、非常に稀ですが、妊娠している時にサリチル酸を使うと、奇形の赤ちゃんが生まれる危険性もあるので、妊婦さんや妊娠の可能性がある女性は、医師の判断を仰いで使うことが必要です。
3-3 安全に化粧品でサリチル酸を使うには?
そういう意味では、やはり自分でサリチル酸の力を借りてニキビを治すのであれば、化粧品を使うのが安心です。知識の少ない人が使っても害のない程度の濃度しか配合されていませんので、ピーリング効果、ニキビ治療効果そのものは、皮膚科での治療や薬剤でのピーリングにはかないませんが、正しい使用法で使っていれば、ほぼトラブルは起きません。
そのサリチル酸配合のニキビケア化粧品ですが、実は数えきれないほど市販されています。ドラッグストアなどのニキビケアの化粧品コーナーに行って、棚に並んでいる化粧品の裏面を見てください。そこにサリチル酸と書いてあるものであれば、ここまで説明してきたような効果が期待できます。
98%以上の人がリピートしているニキビケアが 『ビーグレン』のニキビケアです。 天然クレイという鉱物を配合することで、洗顔時に顔をこすることなく、皮脂汚れやニキビ菌を吸い寄せて吸着することができます。 期間限定ですが、今なら1800円という金額のため、気軽に試してみることができます。 →詳しくはこちら 肌あれピンチに7日間の救世主!
定期的に肌あれしたり、ニキビができる・・・つらい・・・
『 資生堂 dプログラム トライアルセット 』はそんな敏感な肌を ”守り、美肌を育む” スキンケアです。
いつ見れられてもいい、美しい素肌を手に入れましょう。まずは1週間、あなたの肌でお試しください。
→詳しくはこちら