2 ピーリングをすると肌のどんなトラブルが治るの?
出典 | pixabay
それではこのような機能を持ったピーリング石鹸でピーリングを行うと、肌のどのようなトラブルを解消してくれるのでしょうか。それには大きく言って3つの効果があります。
2-1 1番期待できるのはニキビ治療
美容皮膚科でケミカルピーリングを治療法として選択する場合トラブルは、「ニキビ」が最も多いです。それはニキビになる3つの大きな原因の両方を、ピーリングが解決してくれるからです。
ニキビができる1つの原因は、毛穴に皮脂や古い角質が詰まってしまうこと、そしてそれによって毛穴とその周辺が炎症を起こし化膿してしまうことです。ピーリングを行うと、この詰まった毛穴角質などが溶けることで開放されるので、ニキビの原因がなくなり改善します。
2つめのニキビのできる原因は皮脂の過剰分泌です。皮脂は適正な量が分泌されている時には皮膚のバリアになって、内部の水分が蒸発して皮膚が乾燥してしまうことや、外から異物が侵入することを守ってくれる重要な存在ですが、しかし過剰に分泌しまうと余った分が毛穴に詰まってニキビの原因になります。
ではこの皮脂の過剰分泌がなぜ起こるのかというと、思春期の男性ホルモンの分泌の関係やホルモンバランスの関係などもありますが、大きなものは皮膚の乾燥です。乾燥がニキビの原因、というと逆なようですが、皮膚が乾燥するとそれを解消しようと皮脂がいつも以上に分泌されます。そしてそれが行き過ぎると過剰分泌になるのです。
実は先ほど説明したターンオーバーの異常によってもこの乾燥は起こります。それは皮膚の赤ちゃん細胞が十分に成長しないで表面まで昇ってきてしまった場合に、健康な皮膚であればきっちりとタイルのように角質細胞が並んで隙間がなくなるのですが、その角質細胞の1枚1枚が未熟なので隙間が空いてしまい、そこからどんどん水分が蒸発して皮膚が乾燥してしまうのです。
ここまでご説明すればお分かりでしょうが、ピーリングはターンオーバーを正常化させます。ということは、角質細胞が正しく成長して皮膚表面にきっちり並ぶようになることにつながります。すると皮膚の乾燥が解消し、皮脂の過剰分泌もなくなり、その結果ニキビが改善するのです。
そして3つめのニキビのできる原因は、これもターンオーバーの異常に関わることです。2番目の原因とは別に、ターンオーバーが正常に働かないと、皮膚表面に古い角質が残りそれによって角層がどんどん分厚くなってしまいます。これを過角化といいますが、これによって皮膚の毛穴がふさがれてしまい、毛穴が詰まったのと同じ状態になるのでニキビができてしまうのです。
これに対してピーリングはターンオーバーを正常化させるので、過角化も解消し、その結果ニキビが治るのです。
2-2 肌の弾力と潤いアップ
ピーリングで使う酸性の薬剤はフルーツ酸だと書きましたが、これには角質を溶かす作用だけではなく、コラーゲン繊維を刺激して成長を促す、という作用もあります。コラーゲンは、真皮と表皮の間で、バネのようにクロスして並ぶことで皮膚の弾力を実現し、そしてそのクロスの間に水分を保持して肌の潤いを保つ、という働きをしています。
つまり、ピーリングをすることでそのコラーゲンが増えるので、肌の弾力と潤いもアップするのです。
2-3 クスミがとれて透明感のある肌に
肌のクスミを気にしている人もいると思いますが、これもピーリングによって解消します。クスミの原因には2つあり、1つはターンオーバーが正常に機能しないことによって表皮の角質細胞が分厚くなってしまい、ガラスを何枚も重ねると透明感がなくなるのと同じ原因で肌色の明るさが落ちてしまうということです。
そしてもう1つはこれもターンオーバーが正常に働かないことによるものですが、皮膚の表面の「キメ」が乱れると、光がきれいに乱反射されなくなり、その結果肌の明るさが落ちてくすんでくるのです。
ですので、ピーリングによってターンオーバーが正常化すると、この2つのクスミの原因が解消されるので、肌は透明感のある明るい状態になるのです。
98%以上の人がリピートしているニキビケアが 『ビーグレン』のニキビケアです。 天然クレイという鉱物を配合することで、洗顔時に顔をこすることなく、皮脂汚れやニキビ菌を吸い寄せて吸着することができます。 期間限定ですが、今なら1800円という金額のため、気軽に試してみることができます。 →詳しくはこちら 肌あれピンチに7日間の救世主!
定期的に肌あれしたり、ニキビができる・・・つらい・・・
『 資生堂 dプログラム トライアルセット 』はそんな敏感な肌を ”守り、美肌を育む” スキンケアです。
いつ見れられてもいい、美しい素肌を手に入れましょう。まずは1週間、あなたの肌でお試しください。
→詳しくはこちら