今話題の水素水でニキビが治るって本当？真相を徹底解明！

1　そもそも水素水とは何なの？

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1-1　水素水は日本医科大が発見した有害な活性酸素を除去する水

そもそも水素水が医学界、健康産業、美容業界などで一躍脚光を浴びたのは、2007年のことです。5月8日の朝日、東京、毎日、日本経済新聞など主要新聞が一斉に「水素で活性酸素撃退」というニュースを報じたのが発端です。

その内容は、日本医科大の太田教授らによるネズミを使った実験で、水素が「活性酸素」を除去し、病気の治療等に応用できる可能性を発見したというものでした。

1-2　活性酸素とは何？活性化している酸素？

その撃退される「活性酸素」ですが、その実態はご存知でしょうか？活性している酸素、なので「善玉」のような印象がありますが、実は身体の中にあっては、活性酸素はかなりの悪玉なのです。

というのは、活性酸素とは非常に不安定な状態の酸素です。ですので、すぐにほかの物質にくっついて「安定化」しようとします。その酸素がくっつくことは「酸化」と言われるもので、簡単に言うと「錆びる」ということです。放置しておいた釘に錆がつきますが、あれは鉄が酸化した状態なのです。

この活性酸素は身体中にあるので、いろいろな場所でいろいろな物質やそれで構成されている内臓、血管にくっつき、酸化させ、錆びさせています。肉体が錆びるということは「老化する」ということなので、つまり活性酸素は身体を老化させる物質なのです。このため「悪玉酸素」とも呼ばれるのです。そしてこの活性酸素によって内臓が老化するので、さまざまな生活習慣病がこれを原因に発症しているのです。

皮膚や肌も例外ではなく、この活性酸素が働くと、表皮、真皮、皮下組織という皮膚の組織が老化し、シワ、タルミ、乾燥などのトラブルをもとになります。

1-3　水素水がなぜ活性酸素を撃退するの？

この活性酸素の酸化する作用を抑えるのが、実は水素水です。中学校の化学で教わったと思いますが、酸素は水素とくっついて水になります。つまり、水素水という、水素が水に含有している水を飲むと、その中の水素が不安定な活性酸素とくっついて、活性酸素を全く無害な水に変えてしまうのです。これを称して新聞では「活性酸素を撃退」と表現していたわけです。

したがって、水素水は、身体の老化を遅くすること、生活習慣病などの予防、そして肌の老化の予防にも効果があるとして、注目を浴びたわけです。

1-4　水素水ってそもそも何？どんな味？

今少し説明しましたが、ではその活性酸素を撃退する水素水とはどういうものなのでしょうか。もう少し詳しく説明しましょう。

もちろん水はH2Oですから、水の分子が含まれているわけですが、水素水とはその中でも「水」となった水素とは別に、水素分子が高い濃度で溶けている水のことです。

この作り方は、水素に高い圧力をかけて水の中に溶けこまし、その水素の濃度を非常に高くする、という方法です。しかし、これは圧力がある状態であればその状態を保ちますが、圧力が落ちると水素はすぐに空気中に逃げてしまいます。ですので、あとでも述べますが、市販されている水素水を選ぶ時には、そのように水素が逃げない状態でパッケージされているかどうかということが非常に重要です。

ちなみに水素には味がありませんので、水素水は飲んだだけでは無味無臭で、普通のミネラルウォーターと全く変わりません。