花粉症になると、もちろん目がかゆい、くしゃみが出る、鼻水が出る、集中力がなくなるなどの具体的な症状にも困りますが、特に女性の場合は、それで鼻をかんだりするとメークが落ちる、化粧品が使えなくなる、などの困った点も多く出てきます。
その中のひとつが「ニキビ」です。花粉症になると、あるいは花粉症の季節になると、ニキビができる、ニキビが悪化する、ということで困っている人も多いのではないでしょうか。
ここでは、その花粉症がなぜニキビの原因になるのか、その解決策はどうしたらよいのか、といってことについて徹底解明していきます。
目次
1.花粉症だとニキビになぜなるの?その仕組みを解明!
1-1.花粉症になるのは身体の中にこんな異変が!
1-2.花粉症でニキビができる原因は3つ!
2.花粉症を防ぎたい!花粉症予防策決定版!
2-1.薬で花粉症を防ぐには?
2-1-1.花粉症にはどんな薬があるのか
2-1-2.ドラッグストアで買う市販薬と処方薬のどちらがいい?
2-1-3.ドラッグストアで買うなら「スイッチOTC」の薬を!
2-1-4.処方薬でもらった薬はここで調べよう!
2-1-5.今話題のアレグラの効果大解説!
2-2ニキビなのに、そのマスクで大丈夫?ニキビを悪化させない花粉症マスクの選び方!
2-2-1.ニキビを悪化させないマスクを買うならここがポイント!
2-2-2.花粉症用おすすめマスク3選!
3.花粉症ニキビを治したい!そんなあなたの今すぐするべきこと!
3-1.ニキビ対策のスキンケアのポイント4つ!
3-2..ニキビ対策のための化粧品を選ぶ3つのポイント
1.花粉症だとニキビになぜなるの?その仕組みを解明!
※引用元 |phot-ac
それでは、まず最初に、花粉症だとなぜニキビになるのかの仕組みを解明していきます。
1-1.花粉症になるのは身体の中にこんな異変が!
まず、そもそもの話として、ご存知の方も多いでしょうが、「花粉症自体がどうして発症するの?」ということについてです。
■ 花粉症とはアレルギー反応
人間の身体には、身体の中に入ってくる異分子を排除しようとする機能があります。鼻水が出てくるのはそれで洗い流そうとする働きですし、くしゃみがでるのは外に吹き飛ばそうとする働きです。この防御作用が、ある特定の異分子に対して働きすぎると、それが過剰な反応を起こします。これが「アレルギー反応」です。
花粉症というものは、花粉という異分子にのみ過剰な反応をしてしまう、というアレルギー反応なのです。
■ 花粉症が発症する仕組み
花粉症というアレルギー反応が発症するのは、身体の中でこのようなメカニズムが動いて、起こっています。
まず、異分子に対する「センサー」(これを「抗体」と言います)が、身体の中に入ってきた花粉(これを「抗原」と言います)をキャッチします。
すると、「センサー」から「異分子侵入!」という情報を受けた細胞が、異分子を排除する反応(これが「アレルギー反応」です)を起こす物質を出します
それによって、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみ、涙などの症状が出るのです
■ 花粉症は近年なぜ増えているのか?
そういうことで起こるのが花粉症ですが、最近ますますこれにかかる人が増えています。その原因はどこにあるのでしょうか?それにはだいたい4つの理由が考えられます。
スギ花粉の飛ぶ量が増えてきた
1950年代から1960年代にかけて、日本は林業に力を入れ、たくさんのスギを植林しました。それが今になって育ってきて、花粉を多く付けるようになりましら。ただそれをどんどん伐採していけばまだいいのですが、日本の林業はその後下火になって、スギが切られて建築の材料になることもなく、そのまま放置されてしまっています。それが、スギ花粉の飛ぶ量の増加をもたらしています。
高タンパクのものをよく食べるようになってきた
日本人の食生活はどんどん豊かになり、肉などの高タンパクの食事をたくさん食べるようになってきました。これは栄養的にはもちろん良いことですが、しかし一方でアレルギー反応を引き起こしやすい体質ももたらしてしまいました。
車などの排気ガスの影響
車の排気ガスの中にはいろいろな微粒子が含まれています。これが大気中にばらまかれることによって、それが身体に入り、アレルギー反応を起こしやすい体質にしてしまっています。
会社、学校、人間関係などのストレス
アレルギー症状というものは人間の自律神経と非常に関係があります。仕事、学校、受験、人間関係などのストレスが非常に多い社会と環境になってきて、それによって人間の自律神経が乱れ、アレルギー反応である花粉症が発症しやすい状態になっています。
こんな理由から、花粉症はまさに「現代病」といえるほど、私たちの日常に深く侵入してきているのです。
1-2.花粉症でニキビができる原因は3つ!
そういうことで、花粉症を発症しやすくなっている私たちですが、その花粉症がなぜニキビの原因になるのでしょうか?異分子の排除とは直接関係ないのでは?という気もしますが、実はここにも原因が4つあります。
■ 手やマスクによる摩擦と、肌の乾燥で、肌のバリア機能が低下したから
花粉症でかゆくなると、目や顔をこすりますよね?また、花粉を防ごうマスクをつけても、そのマスク自体で口の周囲がこすれたりもします。さらには、鼻を何度もかむことで、鼻の周りの肌が傷つきます。このように花粉症になるとで、肌はかなりの摩擦受けることになります。
肌への摩擦は角質層を傷つけて、本来角質層の役割であった「皮膚の中の水分を蒸発を防ぐ」という機能が衰えます。すると、それによって、肌が乾燥して、異分子を皮膚の中に入れさせないようにしていたバリア機能も低下します。
そうなると、毛穴や摩擦で傷がついた部分に、皮脂や汚れが詰まりやすくなったり、肌の中で菌が繁殖しやすくなったりして、ニキビができやすく、まだできていたニキビが悪化しやすくなってしまいます。
■ 肌の乾燥によって、皮脂が過剰に分泌されるから
また上のように原因によって肌から水分がどんどん蒸発してしまい、肌が乾燥してしまうと、身体は「皮脂が足りない」と判断してどんどん皮脂を分泌します。そうなると、今度は皮脂が過剰になって、またこれもニキビの原因になります。
■ 花粉そのものもニキビをつくる刺激物になるから
「花粉症皮膚炎」という病名があります。これは、大量の花粉が皮膚にいてそれが刺激になり、身体がアレルギー反応を起こして、かゆみや赤みなどの炎症を発症させる、という病気です。
つまり、目のかゆみやくしゃみなど、目や鼻で起こっているアレルギー反応が、肌でも起こっているということです。これによって、ニキビができたり、悪化したりするのです。
■ 季節変化や環境の変化に肌がついていけないから
花粉症がピークを迎えるのは、花粉が最も飛ぶ春先の2月~4月ですが、この時期は季節変化も大きく、気温や湿度が毎日大きく上下します。晴れた日が多く空気も乾燥しがちですし、この時期から紫外線も増えます。これらは肌に大きくダメージを与えます。
さらには、新学期や異動など生活上の環境の変化も多く、それによって自律神経が乱れてホルモンバランスも崩れ、それらが総合的に作用して、肌の状態を悪くしてしまいます。
そうなるとアレルギーに反応しやすい身体になり、花粉症が肌に影響してニキビができてしまう確率も上がってしまうのです。
そうやって、花粉症によってニキビができやすく、悪化しやすくなるわけですが、ではどうしたらニキビの原因である花粉症そものものをまず防ぐことができるのか、についてご紹介します。
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