みなさんは、顔の中心にニキビと似ているけど、なんとなくニキビとは違うようなできものができたことはありますか?
実は、この顔の中心にできるニキビのようなできものを「面疔(めんちょう)」といいます。
ニキビのようなできものですが、触るとなんだかニキビと違う感じがする、ニキビと似ているけど厚みがあり、さらには痛みが伴う。
ニキビも痛みが伴う場合がありますが、このできものはニキビの痛みよりも強い痛みがある。このような症状のできものは、ニキビではなく面疔である可能性が高いです。
このページでは、ニキビに良く似ているため、ニキビと間違えやすく放ってしまうことが多い「面疔」について紹介してまいります。
ニキビと面疔の違いやニキビと面疔の見分け方、セルフケア、面疔って危険?、専門医での治療内容などを説明してまいります。
顔の中心、特に鼻にニキビと良く似たできものができる方は要チェックです!
目次
1.顔の中心に大きなニキビって何?
1.1そもそもニキビって?
1.2面疔って何?
1.3ニキビと面疔を見分け方って?
1.4面疔と毛嚢炎って違うの?
2.面疔ができる原因って?
2.1紫外線の影響!
2.2化粧品の油分!
2.3ストレスが影響!
2.4睡眠不足が影響!
2.5ホルモンバランスの乱れ!
2.6不衛生な習慣!
2.7脱毛やムダ毛処理の影響!
2.8肌を濡れたままにする!
2.9汗をかいてそのまま!
2.10ステロイド治療をしていた!
2.11甘い食べ物!
2.12糖尿病・エイズ患者
4.面疔のセルフケアは?
4.1ニキビと同じようにスキンケアが大切!
4.2食生活の見直し
4.3生活習慣の見直し
4.4面疔って潰していいの?
5.面疔に効く市販薬は?
5.1オロナインH軟膏
5.2ドルマイシン軟膏
5.3テラマイシン軟膏
5.4テラコートリル軟膏(ステロイド)
5.5フルコート(ステロイド)
5.6ベルトベート軟膏(ステロイド)
6.面疔は医療機関の受診がおすすめ!
6.1内服薬治療が有効!
6.2皮膚科の塗布薬!
6.3ヒルドイドの処方も!
6.4ステロイド注射をすることも!
6.5膿を出す手術も!
1.顔の中心に大きなニキビって何?
出典 | 健康生活
普段にできるニキビは、おでこ、頬、フェイスライン、顎にできることが多いのに、顔の中心にいきなり大きなニキビができてしまったらビックリするし、どうしよう…。って思いますよね。
顔の中心というと、鼻の頭や眉間など。この辺りにできるニキビはとても目立つので、人前にでるのをためらうことが多くあります。メイクでかくしてみたり、マスクをしてみたり、伊達メガネでかくしたりetc…
この大きなニキビに、いつものニキビ治療薬を塗ってみたり、ニキビスキンケアをしてみても全く治る気配がなく、いつもと違うズキズキした強い痛みを感じることはないですか?
このような症状のニキビは、ニキビではなく「面疔」と呼ばれるできものかもしれません。
そこで、ニキビと面疔の違いについて説明してまいります。
1.1そもそもニキビって?
そもそも、ニキビの原因菌はアクネ菌という細菌です。
このアクネ菌は、誰の皮膚にも存在する常在菌といわれる菌なのです。アクネ菌の特徴は、皮脂を栄養源として増殖します。ですから、皮脂の分泌の多い箇所に繁殖します。
そのため、鼻などの皮脂の分泌が多い箇所は、アクネ菌のとって恰好の住処となります。アクネ菌は普段は肌を守る働きをしていますが、皮脂の分泌が多くなり毛穴が詰まることで、角質などが溜まってしまうと、アクネ菌が活発になり毛穴に炎症を起こしてニキビをつくります。
皮脂の分泌が多い箇所は、鼻だけではなく顔のあらゆる箇所で起こることですが、特に鼻の皮脂量が多いことが挙げられます。また、毛穴が詰まる原因は皮脂の過剰分泌が原因ですが、皮脂の分泌を過剰にさせてしまうのは、以下のような原因で起こります。
- 疲労
- ストレス
- ホルモンバランスの乱れ
- 睡眠不足
- 暴飲暴食
1.2面疔って何?
出典 |【complex】ニキビ肌歴20年の30代主婦が大人ニキビを改善し夢のキレイなスッピン肌へ!.
一方、面疔はニキビとよく似ていますが、「黄色ブドウ球菌」という、とても病原性の高い細菌に感染することで起こります。
この黄色ブドウ球菌が毛穴の奥の「毛包」に入り込むことで、炎症や化膿を起こしできものが大きく腫れあがるのです。原因菌がニキビと異なるため、ニキビとは種類の違うできものになります。
ですが、ニキビの原因菌のアクネ菌も黄色ブドウ球菌も、人の皮膚に存在する常在菌なのです。この黄色ブドウ球菌は、食中毒を引き起こす細菌として有名な菌です。
黄色ブドウ球菌が原因の面疔は、皮膚の薄い鼻・顎にできやすといわれます。また体質によって背中にできることもあるようです。
面疔ができる原因は、ニキビと同じように疲労・ストレスなどによる免疫力の低下によってできやすくなるようです。ニキビができる原因を先述で挙げてみましたが、それと同様の原因であることが多くあります。
1.3ニキビと面疔を見分け方って?
ニキビと面疔の特徴が良く似ているため、ニキビなのか面疔なのか見極めに困りますよね。自分の顔にできているできものがどちらなのか判断ができるように、面疔の性質について説明してまいります。
■ 顔中心にできる
面疔はニキビと異なり、できる箇所が顔の中心に決まってできることが多くあります。面疔が主にできる顔の中心を以下に記載します。
- 鼻の頭
- 鼻の下
- 眉間
- 顎
以上の4か所が面疔のできやすい箇所になります。
■ 大きくて赤い
面疔は大きく赤く腫れてパンパンにできものの中身が詰まっているように感じます。されに面疔の中心には傷があることが多くあります。ですが、ニキビの場合も赤ニキビになると炎症が起きてさらには、黄ニキビになると膿をもつ症状へと変化します。
炎症が起きて膿をもつと、ニキビも赤く大きく腫れることがあるので、面疔とニキビとでは見た目的に違いがわからないことが多くあります。
■ なかなか治らない
ニキビができても、1週間程度で炎症も落ち着いてくるため、痛みも同時に緩和してきます。しかし、面疔の場合は大きさも痛みも1ヵ月経過しても全く変わりがないことがあります。
ニキビとは違って、ニキビと同じスキンケアをしても、なかなか治らないことが多くあります。この点が、ニキビと面疔の違いになることが高いです。できものが1週間以上経過しても、炎症がおきている大きなニキビの状態が続くのであれば、面疔を疑ってみた方がよいでしょう。
また、面疔は普通のニキビよりも痛みがあるかもしくは、炎症が起きて化膿が起こりパンパンに張ったニキビのように激痛を伴います。少し触れてみただけでも、とても強い痛みが伴うのが面疔の特徴です。
このように、ニキビのようであるけど、痛みがなかなか引かないできものの場合は要注意です。
1.4面疔と毛嚢炎って違うの?
毛嚢炎(もうのうえん)は、毛包(毛穴の奥で毛根を包んでいるところ)に、ブドウ球菌が感染して起こる感染症。
面疔と毛嚢炎の違いは、毛嚢炎は皮膚の浅い場所で炎症を起こし、ポツポツは発生するのが毛嚢炎の特徴で、ニキビとよく似た症状であるため、間違える人も多くいます。
面疔は、皮膚の真皮層や皮下脂肪などがある皮下層などの皮膚の深い場所で強い炎症を起こします。面疔は腫れが大きく厚みのある感じが特徴です。
原因菌はブドウ球菌で同じですが、炎症を起こす場所が違うことと、できものの大きさが見た目的に違います。
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