アクネ菌って殺菌できる？3つの殺菌法と7つの殺菌成分！

1.ニキビの原因菌であるアクネ菌の3つの特徴！殺菌法ってあるの？

ニキビの原因菌と言われているアクネ菌ですが、実は悪さばかりをするものではないと言われています。

「アクネ菌＝ニキビ」のイメージは強いですが、肌にとってなくてはならない菌の1つなのです。

そんなアクネ菌とは、一体どんな菌なのかここで紹介したいと思います。

1-1.ニキビの原因菌にもなるアクネ菌は実は誰でも持っている常在菌！

アクネ菌とは、毛穴に住み着いている菌のことですが、ニキビを作ってしまったり、ニキビを悪化させる原因にもなりますが、実はニキビがない肌の毛穴にも住み着いている常在菌と言われています。

そのため、「アクネ菌があるから絶対にニキビができる！」とか、「ニキビができたのはアクネ菌のせいだ！」と思われがちですが、誰もが持っている菌なので、通常は悪さをしない限り、ニキビを発生させたりしないようです。

1-2.アクネ菌には善玉菌と悪玉菌がある！殺菌してはいけないものも！

アクネ菌は何種類もある菌なのですが、実は善玉アクネ菌と、悪玉アクネ菌が存在しており、善玉アクネ菌は皮脂の分泌量をコントロールし、肌を弱酸性にし、健康に保つ効果があります。

悪玉アクネは、肌にとって有害となる物質を排出してしまうため、ニキビ発生の原因になると言われているのです。

ある研究では、ニキビがない人のアクネ菌と、ニキビがある人のアクネ菌を調べたら、ニキビがある人に増殖しているアクネ菌は、ニキビがない人のアクネ菌の中には存在しなかったと言われています。

その逆で、ニキビがない人の肌にあるアクネ菌が、ニキビがある人の肌にはほとんどないことも言われており、アクネ菌はひとまとめにできないことが分かりますね。

そのため、アクネ菌を殺菌すればニキビが改善する！のではなく、悪玉アクネ菌は殺菌しなければなりませんが、善玉アクネ菌は殺菌してはいけないのです。

1-3.アクネ菌は皮脂をエサに増殖する！皮脂の過剰分泌には注意して！

悪玉アクネ菌は、皮脂が過剰分泌すると、皮脂をエサに活動を始め、ニキビができる原因になってしまうため、皮脂の過剰分泌には注意しなければなりません。

ストレスや、睡眠不足が続くと、ホルモンバランスが乱れたり、肌のターンオーバーが正常に行われなくなるため、不要な角質や汚れが毛穴に詰まることで皮脂が過剰分泌しやすくなります。

また、脂質や糖質の多い食事ばかりを摂取していると、皮脂の過剰分泌を促すことになるので、食生活も気をつけなければなりません。