ニキビに悩んでいる人はいろいろな方法で改善の努力をしていると思います。でも、その方法として、はちみつが非常に効果的だということをご存知でしたか?
それもその方法はとても簡単で、すぐ実行できるものばかりなのです。
ここでは、そのはちみつを使ったニキビの撃退法を3つご紹介します。
目次
1 はちみつがなぜニキビに効くの?
1-1 はちみつにはニキビ撃退の成分がたっぷり
1-1-1 ニキビの原因とその撃退の方法とは
1-1-2 ビタミンB2の働きで皮脂分泌をコントロール
1-1-3 腸内環境を改善して皮脂を抑える
1-1-4 はちみつの殺菌作用がアクネ菌の繁殖を抑える
1-2 はちみつはニキビ跡にも効果あり
1-2-1 ニキビ跡はどうしてできるの?
1-2-2 ビタミンCでメラニン除去
1-2-3 はちみつのピーリング効果もニキビ跡を消す効果
2 はちみつをどのように使ってニキビを撃退するの?
2-1 普通に食べるだけで効果を発揮
2-1-1 はちみつの食べ方のポイント
2-1-2 はちみつのおすすめの食べ方
2-2 え?はちみつで洗顔するのも効果あり?
2-3 いろいろなはちみつパックの方法?
2-3-1 IKKOさん流はちみつパック
2-3-2 さらに高い効果のはちみつパックをするなら
3 はちみつの選び方のポイントは?
3-1 はちみつはできるだけ100%天然のものを
3-2 固まってしまったものは料理用に
1 はちみつがなぜニキビに効くの?
出典 | pixabay
はちみつはご存知のようにミツバチが花の蜜を集めたものを精製した食べ物で、食べるととても甘い、という印象しかないかもしれませんが、実はそのうちの8割が栄養素がたっぷりとつまった糖分なのです。どれくらいたっぷりかというと、ビタミンB2、ビタミンC、ミネラル、アミノ酸、カリウムなど本当にいろいろな薬効が期待できる栄養素の宝庫で、昔から病気になったり、身体が弱ったりした時には滋養強壮の薬として使われていたほどです。ニキビ撃退にもこのうちの以下の成分の効能で、非常に効果を発揮します。
1-1 はちみつにはニキビ撃退の成分がたっぷり
1-1-1 ニキビの原因とその撃退の方法とは
まず最初に確認です。ニキビがなぜできるかはご存知でしょうか?ニキビとは顔や身体の毛穴に皮脂や古い角質が詰まっている状態、あるいはその詰まった毛穴の中が酸化し、炎症を起こし、化膿している状態のことです。
そのうちの、皮脂がなぜ毛穴に詰まるのかというと、男性ホルモンの影響などによって、皮脂が顔や身体が必要としている以上に過剰に分泌されてしまい、余ってしまうからなのです。ですので、ニキビを治す方法の1つはその皮脂の分泌を抑えたり、コントロールしたりすることです。実ははちみつに含まれるいくつかの成分にはその効果があります。
またもう1つのニキビ撃退の方法としては、ニキビが炎症を起こしたり化膿してしまうというのは、毛穴の中にいるアクネ菌などの細菌が皮脂を栄養にして繁殖するからです。したがって、特に赤く腫れたり黄色く膿んでいるニキビを治すには、その菌を殺菌してしまえばいいわけです。この成分も、はちみつにはたっぷり含まれています。
以下に、その成分と働きをご紹介します。
1-1-2 ビタミンB2の働きで皮脂分泌をコントロール
まずその成分の1つはビタミンB2です。ビタミンB2は血行を促進し、皮膚の代謝であるターンオーバーを促進することから、美容ビタミンと呼ばれているもので、シミ、シワなどを改善する効果があり、そこに加えて皮脂の分泌をコントロールする働きもあります。
コントロールということは、皮脂の分泌が少なくて肌が乾燥してしまっている時には皮脂を分泌させ、逆に皮脂が過剰に分泌され、ニキビの原因になっていればそれを抑制してくれるのです。したがって、乾燥が皮脂の過剰分泌の原因である大人ニキビの場合も、男性ホルモンの影響で皮脂が過剰に分泌される思春期ニキビにも、その改善の効果を発揮するのです。
ほかの成分は、皮脂の抑制か分泌促進かどちらかの作用しかありませんが、皮膚の状況を判断してその両方が行えるという点がビタミンB2の優れたところです。
1-1-3 腸内環境を改善して皮脂を抑える
便秘になるとニキビができる、ということは経験上ご存知だと思いますが、なぜ便秘とニキビが関係しているかはご存知でしょうか。実は便秘になるということは、腸内環境が悪くなっている、ということなのです。その腸内環境の悪化がニキビの原因になっているのです。
そのメカニズムは2つあります。1つは食べ物から吸収した脂分がどのように排出されるかというと、1つは便によって、そしてもう1つは皮膚の毛穴から出る皮脂として、なのです。ところが、その1つの排出ルートの便が便秘によって滞ると、もう一方の皮膚からしか脂分を排出できなくなります。すると、皮脂がその分も担うので分泌が増えてしまい、その結果過剰になってニキビになるわけです。
もう1つは便秘になると身体の中に有毒物質が溜まってしまうからです。人間がものを食べると、それは胃腸で消化吸収され、そして残ったカスが便として排出されます。しかし便秘になると、このカスが長時間腸の中にとどまり、そして腐敗してしまいます。すると有害物質が発生してそれが腸壁を通って血液に溶け込んで、もう1度身体に吸収されます。その有害物質が血液に乗って皮膚に到着すると、それが刺激になってニキビを作ってしまいます。
ですので、便秘を治す、つまり腸内環境をよくすればニキビは改善するのです。
その時に活躍するのがはちみつです。腸内環境が悪化ということは、腸の中の善玉菌が減って、悪玉菌が繁殖しているという状態のことですが、はちみつには善玉菌の栄養分となるイソマルトオリゴ糖というものがたっぷり含まれているのです。ですからはちみつを食べることで善玉菌が増え、腸内環境が改善し、便秘を解消させることができるわけです。
さらにはちみつには便秘解消のための強力な成分がもう1つ含まれていいます。それがトリプトファンというアミノ酸です。人間は慢性的な、あるいは強烈なストレスを感じると、自律神経が乱れその結果腸内細菌のバランスが崩れて、腸内環境が悪化し、便秘になります。
それに対して、はちみつに含まれるトリプトファンという成分は、自律神経の中でリラックスしている時に優位になる副交感神経を働かせるホルモンのセロトニンを分泌させてくれます。これによってストレスが解消され、腸内環境が改善され、ニキビもよくなるのです。
1-1-4 はちみつの殺菌作用がアクネ菌の繁殖を抑える
また、はちみつには非常に強い殺菌力と抗菌力があります。その効果は、強力なチフス菌でも48時間で、赤痢菌に至っては10時間で死滅させてしまうほどです。これは、はちみつに含まれるグルコン酸とグルコースオキシターゼという酵素の力です。特にグルコースオキシターゼは身体の中で過酸化水素という、強力な殺菌力を持つ物質を作ります。過酸化水素は悪玉菌だけを殺菌し、善玉菌を残す性質があるので、ニキビの原因のアクネ菌や黄色ブドウ球菌だけを退治してくれるのです。
1-2 はちみつはニキビ跡にも効果あり
ニキビの厄介で人を憂うつにさせる理由は、できている時に目立つことだけではなく、治った後もニキビ跡になって残ってしまう点にもあります。これに対して、はちみつはできているニキビを治すだけではなく、残ったニキビ跡を消してくれる効果もあるのです。
1-2-1 ニキビ跡はどうしてできるの?
まず、ニキビ跡とはどういうものかということから説明します。
ニキビは先ほどご説明したように、毛穴が詰まっているか、その詰まっている中が炎症を起こしたり化膿したりしているか、という状態です。ニキビ跡はこのうち、後者のニキビにまで悪化した場合に、残ってしまうものです。
炎症や化膿が起こると、赤や黄色に腫れあがりニキビの周辺の組織も傷みます。特に、周囲の毛細血管が損傷すると、うっ血や炎症が残りそれが皮膚の上から透けてみ得るようになります。これが赤いニキビ跡です。さらに、その損傷した毛細血管から血液がもれて細胞に染み込むと、染み込んだ血液の赤血球が黒く変色するので紫色のニキビ跡になります。この紫色のニキビ跡に紫外線が当たると、メラニンが色素沈着し、茶色いシミのようなニキビ跡になります。
1-2-2 ビタミンCでメラニン除去
このニキビ跡を消すうえでは、はちみつに豊富に含まれているビタミンCが効果を発揮します。ビタミンCはメラニンができることを阻害するので、色素沈着を抑え、特に茶色くなったニキビ跡を予防したり、消してくれたりするのです。
1-2-3 はちみつのピーリング効果もニキビ跡を消す効果
はちみつには、ゆるやかに皮膚の表面の角質を溶かしてはがすピーリング作用もあります。ピーリングによって角質がはがれると、それが刺激になって皮膚の新陳代謝であるターンオーバーが正常化します。すると、皮膚の表面に滞留してニキビ跡として見えているメラニンの排出が促され、それによってもニキビ跡が消えていくのです。
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