超悪化ニキビの治療は最後はアキュテイン?メリットとデメリットは?

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アキュテインという薬をご存知の人は、医療関係の人でなければ、かなり治りにくいニキビに悩んでいる人かもしれません。

アキュテインはニキビ治療の「救世主」とも呼ばれている、非常にニキビに効果があるとされる、一部の皮膚科で処方されている薬です。しかし、同時に重い副作用の可能性や、使用方法によっては大きなトラブルの可能性もある「劇薬」です。

ここでは、そのアキュテインの内容と、メリットとデメリットをできる限り正確にお伝えし、それを使うかどうかの判断の材料にしていただこうと思います。

目次

1 アキュテインは難治性ニキビの「救世主」
1-1 難治性のニキビとはどういうもの?
1-2 アキュテインは欧米では一般薬。しかし日本では原則使えない

2 アキュテインの効果の秘密は?
2-1 アキュテインは皮脂腺を萎縮させ、皮脂分泌をほぼ止めてしまう
2-2 アキュテインの持続力は半年

3 アキュテインは85%の人に効果あり。口コミでは?

4 アキュテインの使用法は簡単。期間は4~6ヶ月
4-1 アキュテインは1日に2回飲むだけ
4-2 1クール16週~24週飲み続ける

5 未承認薬の入手方法とは?
5-1 アキュテインを個人輸入している皮膚科医に出してもらう
5-2 リスク覚悟で個人輸入する手も
5-3 アキュテインの価格とジェネリック品の価格

6 理解必須!アキュテインの副作用と注意点
6-1 アキュテインの副作用とは?
6-2 アキュテインの服用中の厳守事項
6-3 30%の人は、またニキビができる

まとめ

1 アキュテインは難治性ニキビの「救世主」

出典 | PIXABAY 

1-1 難治性のニキビとはどういうもの?

「難治性」ニキビとは「ひどく炎症を起こしている非常に多いニキビが、次から次にできて、ずっと治らない」という物を言います。それは、化膿や炎症がひどいばかりか、少し改善してきたらまた悪くなり、完治したと思って安心していると再発し、同じ場所に重なってできるのでどんどんニキビの重症度が悪化していく、という傾向があります。

そのようなニキビは、仮に何らかの方法で治療できたとしても、赤ニキビや黄ニキビが色素沈着してシミとして残ったり、大きな凹凸のニキビ跡になるケースがほとんどです。

しかしアキュテインを使えばそういうことを避けられるので、ニキビ治療の「救世主」と呼ぶのです。

1-2 アキュテインは欧米では一般薬。しかし日本では原則使えない

エフ・ホフマン・ラ・ロシュという製薬メーカーをご存知ですか?世界的な会社で、日本の栄養剤「グロンサン」でも知られる中外製薬もそのグループです。アキュテインはこのエフ・ホフマン・ラ・ロシュ社が、ビタミンAから合成して開発した薬です。アキュテインは商品名で、医薬品としての正式名称は「イソトレチノイン」といいます。1960年代に最初は白血病の薬として開発されましたが、その働きが難治性ニキビにも効果的だと判明して、皮膚科医にも使われるようになりました。

アキュテインがどうやって難治性のニキビを治すのか、という効能に簡単に触れると、ビタミンA誘導体から合成したレチノイドという成分が、皮脂の分泌を強制的に抑え込む作用のほか、アクネ菌への殺菌作用、消炎作用などがあるからです。

ニキビ治療が進んでいる欧米では、アキュテインは難治性だけではなくニキビ一般の治療の必須薬という位置づけです。しかし一方では、激しい副作用があること、妊娠中の使用は胎児に大きな危険をもたらすことから、いまだに日本では原則として使うことはできません。健康保険の適用外であり、一般の皮膚科では出せず、当たり前ですがドラッグストアなどでも売っていません。

しかし、アキュテインの効果を学会情報などで知った一部の皮膚科では、医師がアキュテインを個人輸入をし、それを処方するということを行っています。


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