「粉末青汁は熱加工をしているから、栄養価が低いのでは？」と思われているかもしれません。

でも、これは、「ひと昔前のお話」になってきています。今では、多くの青汁メーカーが製法を研究して、工夫をしているために、粉末青汁は驚くほどの「効果」が期待できる健康食品として、注目を集めるまでに「進化」してきています。

「まずい！」と味に不安にある方も多いでしょうが、粉末青汁自体を「飲みやすい味」に工夫した商品も出てきています。

青汁は「長く飲み続ける」ことが、非常に大切です。

この記事では、「上手な飲み方」で毎日、飲めるように習慣化する方法や粉末青汁の持つ、「驚くべき５つの効果」をお伝えします。

子供からお年寄りまで、幅広い層に効果がありますから、あなた自身はもちろんのこと、お子様や旦那様、ご両親の健康のために、粉末青汁の利用を検討してみてください。

「青汁は健康に良いというけど、こんなに効果があるのか！」ときっと、驚かれると思います。

また、数ある粉末青汁の中から、どの青汁を選んだら良いのか、迷う方が多いので、粉末青汁の厳選ベスト３もしっかりとお教えします。

目次

1. 粉末青汁ってなに?
1.1 粉末青汁とは？
1.2 なぜ、粉末青汁が主流なのか？
2. 粉末青汁の種類にはどんなのがあるの？粉末青汁の３大原料とは？
2.1 ケール
2.2 大麦若葉（おおむぎわかば）
2.3 明日葉（あしたば）
3. 粉末青汁の上手な飲み方５選
3.1 粉末青汁＋牛乳
3.2 粉末青汁＋豆乳
3.3 粉末青汁＋野菜ジュース
3.4 粉末青汁＋フルーツジュース
3.5 粉末青汁＋ヨーグルト
4. 粉末青汁の驚くべき５つの効果
4.1 美容やアンチエイジングに効くって本当？
4.2 ダイエットや便秘にも効くの？
4.3 生活習慣病の予防にもいいの？
4.4 野菜嫌いの子供にも効果があるかしら？
4.5 妊婦や老人の栄養補給に
5. 粉末青汁ランキング厳選ベスト３
5.1 サンスター粉末青汁
5.2 ふるさと青汁
5.3 輝きの青汁
6. まとめ

1. 粉末青汁ってなに?

1.1 粉末青汁とは？

青汁には大きく分けて、「冷凍青汁」「粉末青汁」のタイプがあります。「冷凍青汁」は文字通り、青汁を鮮度の高い状態で冷凍にしたものです。栄養素が破壊されずに残ります。特に、水溶性食物繊維が多く含まれる、という特徴があります。

一方、「粉末青汁」は「野菜を乾燥させて粉末にしたもの」です。加工の途中でどうしても栄養素が減ってしまう、というデメリットがあるものの、各メーカーがこのデメリットを少なくするために、様々な改良を行ってきました。

中でも、フリーズドライタイプは急速冷凍した青汁を、真空状態にして、そのまま乾燥させたもので、熱処理をしないため、栄養素の損傷を最小限度に抑えることに成功しています。

1.2 なぜ、粉末青汁が主流なのか？

「冷凍青汁」と「粉末青汁」を比較すると、現在では「粉末青汁」が主流となっています。なぜでしょうか？「冷凍青汁」に多くのデメリットがあるからです。この、デメリットを見ていきましょう。

「冷凍青汁」は栄養素のほとんどを破壊することがない、という「メリット」がありますが、次のような「デメリット」があります。

●手間がかかる

これが一番のデメリットです。青汁を飲む理由は何だったでしょうか？
「野菜を摂るのが手間がかかるので、手軽に栄養をとりたい」ことでしたね。

この「手間を省く」という理由で青汁を飲むのですよね？青汁を飲むのに、「手間がかかる」のでは、そもそも、青汁を飲むメリットがありません。どのような、手間がかかるか？といいますと、「解凍する必要がある」ことです。

飲む、数時間前に冷蔵庫から出して、飲み頃を見計らいながら、解凍する必要があります。タイミングが合わないからと、 解凍したものを再度、冷凍すると、品質が低下してしまいます。

●量がかさばる

冷凍庫が青汁でいっぱいになってしまいます。普段から、冷凍庫がいっぱいになっている方には保存場所の確保が難しいでしょう。

●まずい

各メーカーが改良を重ねたことで昔の青汁よりはずいぶんと、飲みやすくなりましたが、野菜本来の味がするので、青臭さを感じてしまいます。

次に「粉末青汁」のメリットを見てみます。これを確認することで、なぜ、粉末青汁が主流であるのかがわかってきます。

●栄養価が高い

特に、フリーズドライタイプは急速冷凍した青汁を、真空状態にして、そのまま乾燥させたものなので、原料の持つ栄養素を破壊することなく、残すことができます。熱に弱いとされるビタミンの損傷を防ぐことができます。また、野菜の重要な要素である「食物繊維」も多く残すことができます

●消化吸収が早い

せっかく、青汁を飲んでも、吸収されないと意味がありませんね。粉末青汁はこの消化吸収に優れています。商品によっては、この消化吸収に特に、力をいれている商品もあります。多くの、商品の中から、すぐれた青汁を選ぶ際には、この消化吸収に注意するようにしてみてください。

●保管が簡単

軽量でコンパクトなため保管が簡単です。冷凍青汁のように、冷凍庫で保存しないといけない、という制約はありません。保存場所を選びません。

●賞味期間が長く、品質の劣化が少ない

ほとんど水分を含まないため、腐敗やカビにも強く、また風味が抜けにくいです。防腐剤や添加物などを使っていない商品がほとんどですが、かなりの長期保存（半年～１年、長いものですと、２年間）が可能になります。

●おいしく、飲みやすい

全体的に飲みやすい味に仕上げているものが多くなってきています。それでも、「やっぱり、味が苦手」という方には他の飲み物と混ぜたり、料理に使うことで青汁の長年の問題点であった「まずい！」という、「味の問題」を解消することが可能になります。

●携帯性に優れている

1回分ずつパックされているため持ち運びも簡単です。学校や会社など、飲む場所を選びませんので、いつでも、どこでも、好きなときにすぐに飲めます。

●ビタミンC

たんぱく質の約３０％はコラーゲンからできています。コラーゲンは細胞と細胞をつなぐ接着剤のような働きをし、強い歯茎や血管、骨や筋肉などの各器官を作ります。ビタミンＣはこの、コラーゲンの生成に関与しています。筋肉や臓器、皮膚、髪、爪も、全てたんぱく質を材料としています。
ビタミンCは、 白血球の働きを強化します。また、自らも体内で感染を除去してくれます。ビタミンＣを多く摂取すると風邪をひきにくく、もしひいてしまっても、早く回復します。

ビタミンCは、胃がんや肝臓がんの原因とされる「ニトロソアミン」の生成を抑制します。

抗がん作用があるインターフェロンは、体内で作られますが、ビタミンCはこの物質の生成を促進します。

ストレスが生じると、ストレスを抑えてくれるアドレナリンという副腎髄質ホルモンが分泌されます。ビタミンＣは副腎に働きかけ、このホルモンを作るのを助けます。

また、ビタミンCにはビタミンEと同様に、抗酸化作用があります。活性酸素の増加を抑制してくれます。

●SOD酵素

SODは「super oxide dismutase」（スーパー・オキサイド・ディスムスターゼ）の頭文字をとったものです。「とても強力に活性酸素を除去する酵素」という意味ことになります。
ビタミンEやCと同じく、抗酸化力があります。しかも、その効果は非常に高く、ビタミンEやCの何十倍もの威力があります。

過剰に生成されている活性酸素を強力に除去することにより、肌荒れやニキビを改善したり、シミ、しわを消して、潤いのある肌を取り戻すことができます。

美容だけでなく、生活習慣病の予防にも効果があります。例えば、がんの予防、糖尿病、高血圧の改善が見込めるのです。

●鉄

赤血球のヘモグロビンの構成成分として、全身の細胞や組織に酸素を運ぶ役割をする必要不可欠なミネラルです。

血液や筋肉の中に存在して酸素の運搬を行います。不足した時のために肝臓や脾臓、骨髄に蓄えられています。

鉄が欠乏すると、貧血が起こります。血液中に含まれる血色素(ヘモグロビン)量が減少して血液が酸素を十分に運ぶことができなくなります。体が酸素不足になるろ、頭痛、めまい、倦怠感、動悸、息切れ、食欲不振が起こります。また、運動機能や認知機能まで低下します。

●銅

赤血球の形成を助けます。様々な酵素の構成成分として生命活動に欠かせないミネラルです。体内では、骨髄でヘモグロビンを合成するときに鉄の吸収を高めます。活性酸素を取り除く抗酸化酵素の働きを助ける働きをするミネラルです。

銅が欠乏すると、鉄が十分に足りていても赤血球で酸素を運ぶ役割をするヘモグロビンをうまく合成できなくなります。このため、ヘモグロビンの量が減ったり、赤血球が小さくなって、貧血の原因になります。