『腸活』という言葉は今やテレビでも美容誌でもネットでも浸透していて、「腸が健康の鍵を握っている」ということもすっかりお馴染みになっていますよね。
今回ご紹介するのは医師でもある小林弘幸先生が提唱する「腸活」がダイエットの結果にもつながりやすい理由や方法について。
腸内環境を良くすることが健康に良いということは漠然と知っていても、それが「ダイエットにもつながる」のはなぜなのか、腸という臓器の仕組みや働きと一緒に解説したいと思います。
また、腸活に良いレシピや運動のポイント、さらに「効果が出ない!」といった人に見直して頂きたい点も併せて解説していきます。
目次
1 話題集中?!腸活ダイエットとはいったい何?
1-1 腸内環境を良くして「断捨離しやすい」体を作る
1-2 「よく出る」体は代謝力が高く保温性がある
1-3 ウエスト-10cmという結果に繋がった例もある
2 そもそも『腸』て何?なぜダイエットに関係するの?
2-1 腸は体に備わった”体内清浄機”のようなもの
2-2 腸内フローラを整える、ということ
2-3 便秘がもたらすもの、軟便がもたらすもの
2-4 腸活は”痩せる”手段ではなく、嬉しい副産物
3 気になる『腸活ダイエット』の方法とポイントは?
3-1 食事の内容を見直すことが第1歩
3-2 簡単エクササイズで腸を刺激する
3ー3 トイレタイムにもエクササイズ
3-4 入浴タイムも有効活用
3-5 一緒に取り入れる運動がカギ
3-6 目覚めにお水を1杯飲んで腸を起こす
3-7 仕上げにオリーブオイルで腸を保湿
4 なぜ?!腸活ダイエットで効果が出にくい場合
4-1 便秘の原因を見直してみよう
4-2 痩せる=筋肉を落とすと腸も痩せる
4-3 腸の活動を助ける栄養素の不足
5 腸活サポート!お腹に優しい簡単「美腸レシピ」
5-1 こんにゃくを使って美腸
5-2 ヨーグルトを使って美腸
5-3 キャベツを使って美腸
5-4 麦を使って美腸
5-5 スムージーにして美腸
6 こんなのもある!腸活ダイエットに役立つ書籍やアプリ
6-1 小林弘幸式2週間プログラム 朝だけ腸活ダイエット
6-2 スマートホンアプリ「腸イケメン」
6-3 製薬メーカー作成の「美腸ナビ」
7 まとめ
1 話題集中?!腸活ダイエットとはいったい何?
1-1 腸内環境を良くして「断捨離しやすい」体を作る
時折テレビなどでも、びっくりするほどの量を食べている芸能人を見かけますよね。
自分の3日分くらいの量を1食で食べているのに、なぜか体型は普通…という姿や「周りがびっくりするくらいよく食べる」と言っているのにモデル体型…ということもよくあります。
体質は人によって色々なものが違うのですが、その体質のひとつとして「腸内環境」というものがあります。
腸内に、「脂肪の素となる余分な栄養素や不要なゴミをエサとして成長する」いわゆる善玉菌が多い場合、エネルギーが体に余りにくく、また余ったものがあってもすぐに体外へ捨ててくれます。
そのため溜め込む暇がなく、食べても太りにくいという循環が生まれやすいのです。
つまり善玉菌が多い=体内の断捨離が上手い、ということ。腸内環境を整えることで、体に「溜める」習慣を作りにくくすることがポイントなのです。
1-2 「よく出る」体は代謝力が高く保温性がある
女性の半数以上が悩んでいると言われている『便秘』ですが、便秘は様々な不調とともに「太りやすい」状況を作るのがとても上手です。
血液循環が腸内から悪くなりがちなので体が冷えやすく、そこからむくみや胃腸不良などを呼ぶこともあります。この悪循環が「太りやすい」状態を徐々に徐々に作っていきます。
反対に、毎日便通がある「よく出る」タイプの場合、便によって血行が阻害されることも少なく、体内から冷えるということが少ないため体の抵抗力も高めの傾向にあるようです。
老廃物が少ない体は細胞の酸化スピードも遅く、常にイキイキした細胞を生み出す新陳代謝が活発なので、エネルギーを効率よく使うことにも繋がります。
捨てる、取り込む、ということがとても上手なボディだということですね。
1-3 ウエスト-10cmという結果に繋がった例もある
今回ご紹介する腸活ダイエットはテレビでも取り上げられていて、芸能人が実際に挑戦したところ最大でウエスト周りが-10cmダウンしたという驚きの結果が出ています。
元々の腹部周りの脂肪量などによっても痩せ率は変わりますので個人差は大きいと思いますが、便秘がちで腹部周辺にお肉が多いという方にはこの腸活ダイエットの結果はとても魅力的ですね。
2 そもそも『腸』て何?なぜダイエットに関係するの?
2-1 腸は体に備わった”体内清浄機”のようなもの
腸活ダイエットの方法の前に、まずは今回のターゲットである『腸』についての基礎知識をおさらいしておきましょう。臓器の働きを正しく知っておけば失敗のリスクも減らすことが出来ます。
まず、腸は大きく分けると【大腸】と【小腸】に分けられます。
大腸は主に「小腸」で消化されたものから水分を吸収・さらに細かく消化、残りを便に変えて外に排泄するという働きをしています。
小腸は胃から運ばれてきた食物から栄養素を取り出し大腸に送り出します。この2つの腸が上手に連動することで、「食事」が元気の源になるのです。
気になる「腸内細菌」がどこにいるかというと、実は小腸~大腸まで幅広く分布し住み分けています。これより上、胃の部分には酸によって細菌が住み着くことが出来ません。
体の中に入ってきたものを、最後の水分まできちんと絞りきって、ゴミをまとめて外に出す、という一連の「体のお掃除」を担っているのが【腸】という臓器です。
2-2 腸内フローラを整える、ということ
よく耳にする「腸内フローラを整える」というフレーズ、印象には残ってもなんのことやらサッパリ…という方も多いと思います。
腸内フローラとは、腸に分布する細菌群のこと。
腸内には大きく分けて3つの菌が存在しており、それらが分布する様子が「お花畑」のイメージとよく似ていることから「Flora(花畑)」と比喩されているのです。
この腸内フローラを整える、というのは腸内細菌の生息バランスを整えるということです。
腸内の細菌の勢力図は、善玉菌=2 悪玉菌=1 日和見菌=7、「2:1:7」の割合でそれぞれの菌が存在していることが理想と言われています。
善玉菌は体内の水分バランスや免疫の生産、血圧や血中濃度のコントロール、男性ホルモン・女性ホルモンのコントロール、自律神経の調節など健康維持に欠かせない働きを担います。
日和見菌とは、善玉でも悪玉でもなく、その時の腸内環境で勢力が強い方に味方する「中立」の細菌群です。
こう見ると、悪玉菌って必要がないじゃないかと思われるかもしれません。
増えすぎると毒素を排出し、様々な病気を引き起こす悪玉菌ですが、実は「肉類の消化」の手助けをしているのです。
肉類に含まれるたんぱく質を分解し、栄養素を吸収できるようにしているのは実は悪玉菌の働きによるもの。
だからこそ、善玉菌よりは少なく、かといってゼロにはしない「1」という数値が理想的なのです。
腸活のポイントは「常に善玉菌を優位にし、大多数を占める日和見菌を味方につけておくこと」と言えるでしょう。
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