アトピーとニキビで悩む人は乾燥に注意!乾燥が肌に悪い3つの理由

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どうやら最近、アトピー肌の方でもニキビの発生に悩まれる方が増えてきています。そしてアトピーに使われる薬、「ステロイド」にはニキビを悪化することもあるため、肌の悩みがますます複雑になっているんですね。『ステロイド』の使用については、医者でも意見が分かれることが多い分野なので、必ず良いとは言えません。

 

『アトピー』と『ニキビ』は原因が異なるので、対処法も変わってくるもの!重要な事は、荒れてしまった肌は時間はかかりますが、地道なシンプルケアをすることで自力で回復するのを手助けすることです。必ず沈静化しますので、短期間で治そうと思わないでください。過激なお手入れにはならないようにしてくださいね。今回は、『アトピーとニキビ』について解説していきます。

 

目次

1.『アトピー』は肌の乾燥のせい?
1-1.ニキビとも関係が深い共通点がある?
1-2.アトピーとニキビをしっかり区別してケアしよう
1-3.『乾燥肌』の方は最も注意がいるかも?

2.『オイル』をうまく肌になじませることが必要です!
2-1.肌荒れのひどい時は要注意!薬の必要も出てくる
2-2.気持ち多めに保湿を意識しておこう!

3.刺激の少ない化粧品を使うこと
3-1.セラミドを生成させるケアが望ましいでしょう!
3-2.『ヒルドイド』を使うのもアリ?
3-3.油分は必要以上に与えすぎないこと!

4.食生活を変えていく!積み重ねが大事
4-1.しっかりと睡眠をとることを日課にしよう!
4-2.洗顔をセルフケアにする場合は泡を大きく
4-3.メイクとメイク落としも注意してみよう!
4-4.保湿剤を肌バリアとして使おう!

5.まとめ

1.『アトピー』は肌の乾燥のせい?

「『アトピー』は肌の乾燥のせい?」の画像検索結果

出典 | caraudioimage.net 

アトピー肌は肌が乾燥するという特徴があります。ニキビの発生はストレスなどの内的要因も大きいのですが、皮脂分泌が過剰によるニキビの発生というより、乾燥肌によって毛穴が正常に開かず、皮脂の排泄がうまくいかないことと、肌の抵抗力が弱いために、アクネ菌が繁殖しやすくなっています。アトピーというのは現代医学においても、その原因が解明されていない皮膚疾患の1つです。皮膚に赤みや発疹、ただれ、かゆみなどの症状が出ますが、お肌の影響にとどまらず、喘息など呼吸器系の病気を併発したり、食物アレルギーを併せ持ったりなどのケースが少なくありません。

 

症状が現れる場所は、乳児は頬や額から胸や背中、手足へと広がります。子どもは首、ひじ、ひざの裏側などの関節の内側にできます。大人は顔、首、胸、背中など手が届いて掻いてしまう場所に症状が強く出るようです。アトピー肌というのは、セラミドなどの肌の保湿成分が不足し、皮脂分泌が弱まっている状態です。そのため、肌表面の角質層は、外の刺激から皮膚を守ることができないと同時に、肌内部の水分が蒸発するのも防ぐことができません。

 

アトピーの特徴である強いかゆみは、かゆみを感じる神経が肌表面に向かって伸長していくことで強まっていきます。症状がすすむにつれ、肌荒れ、刺激に敏感になる、かゆみが出る、掻きこわす、肌荒れが悪化する、より敏感になる、肌を掻く、というサイクルに陥っていきます。このような悪循環を断ち切るためには、食生活や睡眠などの生活習慣、ストレスのコントロールも必要です。ですが、直接肌に塗る保湿剤は最も影響が大きくなるので、慎重に選ばなければなりません。

 

生まれながらにしてアトピー性皮膚炎を持って生まれ、乳幼児期に肌のかゆみやただれなどに苦しむケースが多いようです。一生アトピー肌と付き合っていかなければならない方がいる一方、成長するにつれ免疫力がついたり、専門の治療を受けることで気にならない程度に治癒したりすることもあります。

1-1.ニキビとも関係が深い共通点がある?

環境の変化や不規則な生活、食生活が起因して起こるアトピーですが、この要因はニキビができやすい環境とも似ています。そのため、アトピー肌の方が思春期を迎えてホルモンバランスが乱れたり、大人になって生活リズムが崩れ、ストレスを抱えたりすると、ニキビも発症し二重の肌トラブルに苦しむケースが少なくありません。アトピーは大人になってから再発したり、突然発症したりするケースも。そのケースの多くが、何らかの環境変化が伴っています。

 

夜更かしするなど、生活リズムが乱れたり、外食が増え食品添加物などの摂取量が増えたり、仕事や人間関係でストレスを抱えることで体内バランスが崩れることが原因のようです。また、田畑が多い田舎に引越し、飛散している農薬が原因でアトピーになったというケースも見られます。アトピー性皮膚炎とニキビは全く異なる皮膚疾患ですが、その原因のひとつが「乾燥」であることが、大きな共通点です。アトピーの原因ははっきり解明されれいるわけではないものの、遺伝によるアレルギー体質の他、ダニや埃、ストレスなどの環境が一因となっていると言われます。

 

体質を見てみると、アトピー性皮膚炎の患者さんは肌が乾燥しやすいのが特徴です。健康な肌では、角質のきめが整い十分な潤いをキープできる状態で、これが外界のウィルスや細菌から体を守るバリアの役割をはたしています。しかし体質的に角質層のセラミドが少ない場合に潤いが維持できずにバリア機能が低下して、肌荒れや痒みを引き起こします。これがアトピー性皮膚炎の状態です。一方のニキビにとっても、乾燥は大敵です。乾燥を感じた肌は、バリア機能を回復させるために皮脂をより多く分泌し、これが毛穴に詰まってニキビの元になります。

 

アトピー肌の方では肌の水分が少なく、角質が硬くなります。肌が硬くなれば毛穴は細くなり、より詰まりやすくなることもまた、ニキビの発生に影響します。このような点から、アトピー性皮膚炎の方はニキビもまたできやすいと言えるのです。しかしこれは別の言い方をすれば、乾燥対策が両方の症状に有効ということでもあります。

1-2.アトピーとニキビをしっかり区別してケアしよう

「アトピーとニキビをしっかり区別してケアしよう」の画像検索結果

出典 | ストレスフリーnavi. 

症状の一因に乾燥があるとはいえ、アトピー性皮膚炎とニキビとでは、発症の場所も過程も全く異なります。アトピー性皮膚炎ではアレルゲンや摩擦などの刺激に反応した肌に湿疹ができ、炎症を起こします。この炎症を悪化させるのが黄色ブドウ球菌です。健康な肌では無数の常在菌が存在しますが、アトピー性皮膚炎の肌では常在菌の種類が減少し、その代わりに黄色ブドウ球菌が増殖してしまっています。

 

この菌が炎症を悪化させています。ニキビの肌で増殖しているのはアクネ菌です。毛穴に詰まった皮脂をエサとして増殖し、炎症を起こします。また、ニキビではアトピー性皮膚炎のような痒みがないという点も違っています。

 

ニキビというのは、毛根が何らかの影響で皮脂が詰まってしまうことでできてしまいます。詰まってしまう原因は様々ありますが、例えば紫外線の影響で肌に炎症が起こっていたり、乾燥しているのに何のケアもせず放っておいたりすると、外部の刺激から肌を守る為、皮脂の量が増えてしまうのです。また、睡眠不足が続いていたり、ストレスで精神的に負荷がかかっていたりすると、肌の新陳代謝が崩れ、毛根の出口が狭まり毛穴に異常な角質が溜まりやすくなってしまいます。このように、通常よりも多く皮脂が分泌され、毛穴の出口が狭まってしまうことにより、ニキビができてしまう、という流れで発生します。

1-3.『乾燥肌』の方は最も注意がいるかも?

「『乾燥肌』の方は最も注意」の画像検索結果

出典 | Marble[マーブル] 

ニキビは皮脂の過剰分泌が原因だと言われており、そのためオイリー肌のように皮脂の多い肌の人ほどニキビができるというイメージがあります。しかし、それは間違いです。オイリー肌のように皮脂が多すぎるのもニキビの原因ですが、皮脂が少なすぎる乾燥肌もニキビの原因になります。アトピー性皮膚炎の人は肌が乾燥している人が多いです。肌が乾燥しているのは、保湿成分が足りないというのもありますが、皮脂の量が少ないので、肌の水分がどんどん蒸発してしまうのが原因でもあります。

 

肌の水分がどんどん蒸発して失われてしまうと、水分不足となった角質が硬くなってしまいます。干物や乾燥した海藻などって硬いですよね、それと同じように乾燥すると肌も硬くなってしまうということです。硬くなった肌の毛穴は細くなります。毛穴が太ければ、少しくらいの皮脂なら毛穴から追い出すことは簡単ですが、細くなってしまった毛穴は、少しでも皮脂が分泌されると簡単に詰まらせてしまいます。

 

だから、オイリー肌のように脂っぽい肌でなくてもニキビができてしまいます。すなわち、肌が乾燥しているアトピー性皮膚炎の人は、ニキビもできやすいということになります。皮脂の詰まりが原因ということには変わりありませんが、乾燥肌にできるニキビを乾燥ニキビと呼ぶそうです。

 


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