女性は男性に比べて筋肉量も少ないですので、血流が悪くなることで冷え性になりやすくなります。
体が冷えることで代謝が悪くなり、脂肪も溜まりやすくなってしまうことから洋ナシ体型になってしまうのです。
③骨盤の歪み
筋肉の衰えにより、骨盤にゆがみが生じることで体型が変わってしまうと考えられています。
歪んだ骨盤周りに脂肪が付き、下半身に脂肪が付きやすくなってしまうのです。
1.3 遺伝は関係しているのか？
よく親子で体型が似るという事があると思いますが、では、肥満体型も遺伝が関係しているのでしょうか？
太りやすさは遺伝し、肥満に関する遺伝子は世界中で確認されています。
しかし、太っている原因が遺伝子で全て決まるのではなく、育ってきた環境が大いに関わってくることを理解しておきましょう。
同じ体型の人が同じダイエットを行っても、結果に個人差が出るのは、痩せやすい遺伝子かそうでないかの違いという事なのです。
太りやすい遺伝子を持っていても、日々の生活を気を付けることで、肥満にはなりません。
1.4 洋ナシ体型の人にすすめるダイエット方法
洋ナシ体型の人が行うべきダイエット方法は３つ、食事内容を改善することと、運動をすること、場合によっては骨盤矯正により骨盤の歪みを解消することです。
この３つを行うことで、下半身太りから解消され、洋ナシ体型から脱出できる可能性が高くなります。
先ずは、日々の自分の生活習慣の見直しから始めましょう。
２．ダイエット成功へのポイント①「食事」
2.1 日々の食事の見直し
洋ナシ体型の方は、主食よりもおかずを好み、油っこいものやスナック菓子、ケーキなどの脂肪分の多い食事を好む傾向があります。
皮下脂肪は内臓脂肪に比べると代謝も悪いため、洋ナシ体型の方は基礎代謝が100キロカロリーは少ないと言われています。
基礎代謝が少ない原因は、脂質の代謝が苦手なことが挙げられますので、脂質類を減らすことが大切になってきます。
2.2 洋ナシ体型の人のダイエット期間の食事内容
肉や魚、揚げ物や洋菓子などの脂肪分の多いものは量を減らし、食事の一番最後に摂取するようにしましょう。
また、炭水化物を減らすことも大切です。
下半身太りの人の中には、むくみにより洋ナシ体型になっている方も少なくありませんが、むくみの原因となる塩分量も控える必要があります。
◆食事の順番
①野菜や海草類、スープなどの低カロリーのものから摂取する。
②主食のご飯やパン、麺類、イモ類を摂取。
③肉や魚などの主菜を最後に摂取する。
※冷たい飲み物は避け、体を温める食材を取り入れるように心がけましょう。
野菜にも、トマトやキュウリなどの体を冷やす野菜もありますので、見極めが大切です。
2.3 脂質や乳製品を制限する方が良いという噂は本当？
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