痛風対策はまず食事の改善！高尿酸血症の原因とオススメ予防法とは？

＜材料＞

・タラの切り身、金目鯛、鶏胸肉など

・海藻ミックス　10g

・しめじ、えのきなどお好きなきのこ類

・スライス玉ねぎと好みのカット野菜

調味料：白味噌1og、みりん、酒　各小さじ2分の1

材料を全てホイルで包み、調味料をかけてから180度のオーブンに入れて加熱します。仕上げにお好みですだち、かぼすなどを絞っていただきましょう。

最後に酸味を利かせることで、薄味でも美味しくいただけますよ。スライス玉ねぎを下に敷いておくことで旨味もアップし、さらに玉ねぎに含まれるケルセチンの効果により尿酸値の上昇を防ぎます。痛風対策にぜひ取り入れてください。

6.3ミキサーで簡単野菜スムージーを作ろう

フルーツや野菜は尿酸値を下げるのに効果的な食べ物ですが、毎日忙しい中で切って、調理して食べるのは無理という方も多いでしょう。そこでおすすめなのが、自宅でできる簡単スムージーです。特に、尿酸値が高い方におすすめの、牛乳ベースで作るバナナと小松菜のスムージーをご紹介します。

＜材料＞

牛乳150ml

水70ml

小松菜 2束

バナナ 2分の1本

はちみつ　小さじ1杯

小松菜は3cm程度の幅にざく切りにして保存しておくと便利です。材料を全てミキサーにかけてガーッとなめらかになるまで混ぜましょう。痛風対策になる、スペシャルドリンクの完成です。

タイミングとしては、朝食の前に飲んだり、間食として飲むことで食べ過ぎを抑える効果も期待できますよ。ただし、フルーツが多めのスムージーはカロリー過多になる可能性もあるため、野菜も使ってヘルシーなスムージーを作るように心がけましょう。

6.4野菜を補給するなら青汁もおすすめ

忙しくて料理する時間がない方、料理が苦手な方は痛風になっても食事制限をうまくできずに治療に苦しむことも少なくありません。それに食生活というのは、なかなか簡単には変えられないものです。そこで青汁を代わりに取り入れる方法もありますよ。

青汁にはさまざまな野菜をそのままフリーズドライにしてパウダー化している粉末タイプなどもあります。野菜不足を感じている方に、青汁は簡単に取り入れられて無理なく続けやすいでしょう。

パウダータイプであれば携帯にも便利で、職場でもランチ前に飲めるからおすすめですよ。味や中身もメーカーによってさまざまです。好みのタイプを見つけて取り入れてみてはいかがでしょうか。

7.痛風発作が起きた時の対策とは

7.1とにかく氷で冷やす

もし万が一、痛風発作が起きてしまったら、自分でできる対処法で何とか痛みを和らげたいですよね。そこで、まず出来ることとしては、冷やすことが挙げられます。

冷たい水で冷やし絞ったタオルや、氷、アイス枕などがあれば患部をとにかく冷やしましょう。

また、痛みを和らげるには足に枕などを敷いて横になり、心臓よりも高い位置に持ってくると良いでしょう。痛いからといって、患部を強く押したり揉んだりするのは、逆に痛みを強くすることもあるので控えてください。

7.2痛み止めを飲む

痛みを抑えるために痛み止めを飲むのも方法の一つです。発作が2回目以降で、お医者さんから発作時に飲む薬をもらっているならば、処方された薬を指示通り飲みましょう。

ただし、初めての発作で痛み止めが手元にない場合、市販薬のアスピリンなどは痛みを悪化させる恐れがあるため自己判断で使わないようにしてください。なるべく早めに病院で診てもらいましょう。

7.3お酒を飲んで紛らわせようとするのはNG！

痛い時にお酒を飲めば痛みが紛れるだろうという考えを持つ方もいますが、これはNGです。お酒によって逆に痛みが強くなる可能性があるため、お酒は飲まないようにしてください。

痛風発作が起きている間は、お水をたっぷり飲んで、血中の尿酸を薄めるようにしましょう。

8.まとめ

痛風は一度発作を起こしてしまうと、その痛みが非常に辛いので二度と味わいたくないと思うものの、日頃の食生活や不摂生の習慣をなかなか変えることができず、治療に苦慮することも多い病気です。

しかし、痛風は関節の痛みだけにとどまらず、全身の病気に関係してくる恐ろしい病気で侮ってはいけません。ご紹介したような食事の改善や適度な運動、ストレス解消などの痛風対策をしっかり行っていき、痛風を悪化させないこと、繰り返さないことが大切です。