セロリはダイエットに良い？スープ1杯で健康美人を目指そう！

カリウムは過剰摂取により尿路結石などの病気を引き起こす可能性があります。

また、生のセロリは体を冷やす効果もありますので、食べ過ぎにより体が冷えたり消化器官の働きを悪くさせてしまいます。

食物繊維も摂り過ぎれば逆に便秘を引き起こす可能性がありますので、どんなに良い食材だとしても食べ過ぎるのはよくありません。適度な量を心掛けて摂取するようにしましょう。

一日の摂取量は2～4本程度とし、それ以外にもバランスよく野菜を摂るようにすることが望ましいです。

２．セロリは妊婦に嬉しい食材？！

2.1　妊娠中にはセロリがおすすめ。ダイエット効果も期待できる？

セロリは、妊婦に必要な葉酸やカルシウムなどの栄養素が多く含まれていますので、栄養補助におすすめの食材と言えます。

また、β―カロテンは体内でビタミンAに変わりますので、肌や粘膜を保護し、肌荒れを防いですれます。

妊娠中は便秘になりやすいですが、食物繊維により便秘を改善もしてくれるので、大変良い食材の一つです。

妊娠中でも太り過ぎると医者から注意されますので、セロリのようなマイナスカロリー食材はダイエットや体重の増加を防ぐにも効果的です。

2.2　摂り方の注意点

栄養豊富ですが、食べ過ぎには注意が必要です。

セロリには体を冷やす作用もありますので、取り過ぎないようにしましょう。

また、野菜全般に言える事ですが、表面の農薬などが取りきれてない場合もありますので生で食べることは控えて、火を通して摂取するようにしましょう。

2.3　「食べ過ぎは流産につながる」噂は本当か？

妊娠中のセロリの食べ過ぎは流産につながるとの噂もあるようですが、医学的な根拠は証明されていません。

しかし、どんな健康食材でもそればかりを食べ過ぎると栄養が偏りますので、特に妊娠中はバランスの良い食事を心がけていくことが大切になります。

３．セロリを使ったレシピ

3.1　セロリはどこまで食べられる？葉は食べられるの？

セロリは、スーパーなどで売っている丸ごと、葉も茎も全て食べることが出来ます。

特に葉の部分は栄養豊富で、ビタミンやミネラルは茎よりも多いですし、特にβ―カロチンの量は茎のおよそ2倍となっています。

しかし、葉は味や臭いが強いので、苦手な人は切り捨ててしまうことが多いのではないでしょうか。

更なる効果を期待するためには、葉も捨てずに、全て摂取することが望ましいです。

3.2　生のセロリは不味い。美味しく食べるには？

「水（または酢水）にさらす」
※酢水・・・水5カップに、酢を大匙1～2杯入れたもの

葉も茎も生で食べることが出来ますが、正直おいしくないですよね。

私も初めて摂取した時は、野菜スティックでしたので、生を丸かじりでしたが、すぐに口から出してしまいました。

多くの方の苦手な原因は主にあの臭いと味だと思います。

生のセロリを美味しく食べるために一番いい方法は、水、できれば酢水にさらすと良いです。

臭い成分は水に溶けますので、この方法で、だいぶ軽減されると思います。

買ってきたセロリには農薬もたっぷりついていますので、生で食べる以外にも下ごしらえをすることが大切です。

5分ほど水または酢水にさらして、その後流水で洗い流すことで美味しく食べられます。

3.3　セロリの臭いも味も苦手な人におすすめレシピ

セロリが苦手な人は、生で食べるよりも火を通してから摂取した方が食べやすくなります。

セロリは火を通すことで味や臭いが軽減しますが、セロリの栄養成分無くなりませんので、スープや炒め物等にして臭いを減らしたり、セロリだと分からないように細かく切って混ぜてしまうと食べやすいです。

★細かく刻んでチャーハンに！

セロリを無理なく摂取するにはみじん切りにしてチャーハンにすると、チャーハンの味付けにより臭いや味が気にならなくなります。

★ごま油で野菜炒め

セロリの食感を残しつつ食べてみたいという方には、ごま油で他の野菜と一緒に炒めるのも良いです。ごま油の香りで臭いは分からなくなります。

★餃子や春巻きの具に

餃子や春巻きの餡にキャベツなどの代わりにみじん切りにしたセロリを混ぜて包み、焼きます。

餡には味をしっかりつけますので、その味でセロリ感は殆どなくなります。

しかしながら、ダイエットを目的としてセロリを摂取するのであれば、これらのレシピは油を多く含むため、ダイエット効果は半減してしまう恐れがあります。

ダイエット目的ならば、野菜スープにするのが一番良いでしょう。

3.4　ダイエットに効果的！脂肪燃焼スープの作り方

「脂肪燃焼スープ」＝デトックススープとも言いますが、食べれば食べるほど痩せると言われています。

◆材料

・セロリ（太い）：１本
・玉ねぎ（大）：３個
・キャベツ（大）：１／２個
・トマト（大）：３個　※400gのホールトマト缶でも可
・ニンジン：１本
・ピーマン：１個

≪だし≫
・鰹節：１０g
・鶏がらスープの素：小さじ１杯
・昆布：５g

≪味付け≫
・しょうが：１片
・天然塩：少々

◆作り方

①野菜を食べやすい大きさに切ります。

②鍋にだしと野菜、水1Lを入れて煮込みます。

③スープの量が減ってきたら水を足していきます。

④塩などで味を調えて完成です。
※油や砂糖を使わなければ、味付けは何でも良いようです。

スープのカロリーは1杯約80kcal前後です。

毎日同じ味付けだと、飽きますので、カレー粉を入れてみたりケチャップで洋風にしてみたりすると毎日続けられます。

また、このスープに舞茸をプラスすると更にダイエットにも美容にも効果的です。しかし、舞茸は食べ過ぎると下痢になりますので1日100g以内にしましょう。

そもそも、このスープは心臓外科手術の前に安全に急激な減量をするためだったり、体質改善のために考え出されたスープだったようです。

スープ自体は食べ過ぎる事には問題なさそうですね。

3.5　セロリを使ったジュース

★セロリジュース

まさに、セロリだけを使ったジュースです。血圧を下げる効果が高くなりますが、セロリ感が強いです。

※セロリが苦手な方は飲めないかもしれません。

◆作り方

①セロリの葉と根を切り取り、洗ったら沸騰したお湯に2分つけてから刻む。

②水と刻んだセロリをミキサーにかける。

③布でこす。

セロリの汁だけを飲むような形になりますが、飲みづらいのではちみつなどを少量加えると飲みやすくなります。

★グリーンスムージー