骨盤ベルトのダイエット効果は？骨盤矯正で代謝やリンパを改善していこう！

恥骨や坐骨を包んでつけるので、恥骨痛に特に効果があります。

骨盤を固定する力は弱いタイプのベルトにはなりますが、強さだけではないのが、骨盤ベルトの特徴でもあります。

3.3 腰痛のための骨盤ベルト

もっともメジャーなのがこれになりますが、腰痛のための骨盤ベルトです。

骨盤の歪みや骨盤の不安定な状態を固定する目的で着用するタイプになります。

痛みのある時に使用するとより効果のあるベルトで、ギックリ腰だけでなく、産後の骨盤の歪みを矯正するのにも最適な、ちょっと強めのベルトになります。

もちろん強いからといって、必ず効くわけでもなく、産後の場合には産後用とどちらがいいかは個人差もあるでしょう。

4.骨盤ベルトの付け方や選び方は？

4.1 選び方は、サイズも大事

骨盤ベルトは腰痛などの場合には強めのタイプでもなんでも大抵フィットしますが、妊婦さんや産後の方の場合には注意が必要です

骨盤ベルトを選ぶ際には、自分の骨盤の状態を知る事が大切になってきます。

激しい痛みには、それぞれに特化した骨盤ベルトを選んでいくとよいでしょう。

骨盤ベルトには、いろいろなトラブルをカバーできる物も多いので、口コミを見ることや店員さんに尋ねるのも大事なことです。

付けやすさで選ぶのも結構大事です。

逆に一番やってはいけないのが、安すぎる骨盤ベルトやデザイン重視の骨盤ベルトは、事故にもつながら可能性もあるのでオススメできません。

また、サイズを選ぶ際には、妊娠している時点でのヒップサイズをメジャーでしっかり測ることが大事です。

矯正力を強くするために、小さいサイズを選ぶのは絶対にやめましょう。

一般的には、軽く腰を浮かせて大転子の部分にメジャーを当てて測るとよいといわれています。

また測る際には、素肌に近い薄着の状態が、最も正確に測れます。

4.2 1日中つけっぱなしでいいの？

骨盤ベルトは、ひどい腰痛の方や子宮頸管が短くなっている方などの場合には、寝ている間やお風呂でもつけっぱなしの方が良いとさえいわれています。

しかし、それ以外の方はずっとだと大変なので日中活動する時だけでも大丈夫でしょう。

産後は2ヶ月くらいかけて徐々に付ける時間を減らしていき、骨盤を安定させる筋力を付けていければベストです。

必ずしも1日中つけなければならないわけではないので、無理をしないようにしましょう。

4.3 骨盤ベルトの正しい付け方は？

骨盤ベルトは、正しい付け方はそんなに難しくないので簡単に覚えておきましょう。

妊娠中や産後に悪い影響が出ないためにも、しっかりと骨盤ベルトは付けることが望ましいでしょう。

まずは実際に触ってみて、骨の位置を知る事からはじめるとよいといわれています。

ベルトのタイプによって巻き方は異なりますが、一般的な支えるタイプの骨盤ベルトの付け方で説明します。

まずは、はじめに恥骨を結合している、恥骨結合という軟骨を探します。

次に大転子という骨を探し、恥骨結合を探し当てた状態で、両手を体に沿って水平に横移動すると分かります。

最後に上前腸骨棘ですが、これは両手を腰に当てると人差し指あたりにくる大きな骨のことです。

骨盤ベルトは、この上前腸骨棘にかからないようにつけることが大事なので気をつけましょう。

３か所の骨が確認できたら、お尻を包むように骨盤ベルトを後ろから前に回していきます。

そして、骨盤ベルトを大転子の出っ張りと、恥骨結合のラインにかかる場所にもってきて、上前腸骨棘の下にある、くぼみ部分にかかるようにします。

片手で、ベルトをまとめてもち、クッションなどを腰の下におき、膝を立てたまま仰向けになります。

この骨盤高位の状態により、子宮や内臓を正しい位置に戻すことができます。

最後に骨盤ベルトをしめます。

5.骨盤が痛むのはなぜ？歪みは体全体に良くない

骨盤ベルトは、そもそも骨盤全体の痛みや歪みを矯正するものです。

ダイエットも大事ですが、この歪みこそがダイエットを邪魔したり、ダイエットをする上での新陳代謝や血流改善などを邪魔してくるので、そもそもの歪みからなおしていきましょう。

5.1 骨盤が歪んでいる

骨盤がゆがんだり、ズレたりすると、腰周辺に痛みが起きてくる可能性があります。

いろいろな場合がありますが、以下のようなケースを想定しておいてください。

骨盤の歪みには、3タイプあり、”反り尻”、”左右開き”、”ねじれ”の3タイプがあります。

歪みのタイプによっては、腰全体が痛くなる場合や、左右の高さが異なる場合、片方の高い側の腰だけが痛んだりする場合などに痛みます。

また、骨盤の歪みやズレにも段階があるといわれており、はじめは姿勢によって痛んだり痛まなかったりするものの、どんどん痛くなってくると最後の方には、安静にした状態でも腰がずっと痛い状態にまでなります。

5.2 出産で開いた骨盤が閉じていない

女性の場合には、1つ状況が異なってきます。

それは出産があるからです。