ニキビと洗顔の関係って？日常に取り入れたい洗顔ポイント４つ

3.洗顔とはどういうものを指す？

特に思春期ニキビの改善はまず洗顔を見直すことからはじめましょう。ニキビを改善するための基礎となるのが、洗顔になります。ニキビを撃退してくれる成分ばかり気にしてしまう人がいますが、肌の乾燥もニキビの大きな原因の一つなので、殺菌力にプラスして肌に潤いを与えてくれる保湿成分配合の洗顔料を選ぶのがオススメです！

3-1.洗顔前に蒸しタオルを使用してみよう

出典 |　charmy [チャーミー]　

洗顔前に蒸しタオルで顔を数分蒸らしておくと良いでしょう。 毛穴が開いて洗顔効果が高まると言われています。ただし、熱すぎるものは肌に良くありませんから、程よい温度にしましょう。水で湿らしたタオルを軽く絞ったら電子レンジで1分ほど加熱するだけで作れます。

加熱時間は電子レンジの出力によって異なってくるので、最初は少なめの温め時間（30秒など）で試して、適度な時間を探してみましょう。

3-2.洗いすぎは注意しよう！

私たちの健康な肌は肌内部で作られる水分や油分（脂肪間脂質）によって保たれ皮脂膜が外からの刺激をブロックしてうるおいを保っているのが普通の状態です。ところが、過剰な洗顔など外からの刺激により、バランスが崩れると肌のバリア機能が低下し水分や油分が蒸発し、乾燥した状態になってしまいます。

乾燥した肌はうるおいを取り戻そうと過剰な皮脂をし、その皮脂が毛穴に詰まり、ニキビの原因となるんですね。洗顔は皮膚が厚く皮脂の分泌も多い額や鼻のTゾーンから洗っていきましょう。そのあと徐々にデリケートな部分へ順番に泡で洗っていきます。額、鼻筋、頬と洗った後に、目の周辺など肌の薄い部分を軽く洗うという順番が良いでしょう。

できるだけお肌に刺激を与えずに、不要な汚れだけを洗い流すのがポイントです。すすぎに使う温度は32度～34度くらいがいいでしょう。お湯の温度が高いほど皮脂を奪いとる力が強くなってしまうので、注意が必要です！お湯ですすいでしまうと泡や汚れとともに、皮膚表面でバリア機能を果たしてくれる最低限の皮脂まで取れてしまいます。

洗顔の回数は朝と夜の1日2回が基本です。皮脂が多いからと何度も洗顔する人もいますが、肌の乾燥が進み逆に皮脂の分泌を増やしてしまう恐れもあるので過剰な洗顔は避けるべきです。洗顔回数を増やすよりも洗顔後の保湿ケアをしっかりと行なって、過剰な皮脂分泌が収まるようにケアしていくべきだと思います。

敏感肌の方などは洗顔料は夜使うだけにおさえて、朝の洗顔は水洗顔のみという方法も検討しましょう。このあたりは自分の肌の状態を考えながら、一番良い方法を探ってみると良いでしょう。

3-3.清潔なタオルや肌に合ったものを！

出典 |　エッジライナー　

最後に清潔なタオルを顔に押し当てるようにして優しく水分をふき取りましょう。ゴシゴシとこすると肌やニキビを傷付けてしまいます。また、タオルは必ず清潔なものを使うことを心掛けましょう！きちんと毎日洗って新しいものを使うようにしてください。

そして、洗顔をした後はすぐに保湿をしましょう。一時的に肌のバリアが取れた状態になってしまっているので、肌を保護するために化粧水で。大人ニキビなど乾燥が原因のニキビで悩んでいる方は、特に入念な保湿が必要だということも覚えておきましょう。