モロヘイヤの効能7つのポイント！健康にも美容にもいい王様の野菜

・ビタミンB群（B1,B2,B6）…疲労回復やイライラなどの精神安定のために効果的といわれるビタミンB1。そして、女性に嬉しい美肌やダイエット効果、生活習慣病予防や糖尿病を防ぐのにも効果的といわれているビタミンB2。更に、女性に嬉しい月経前症候群を和らげることや、妊婦さんのつわりを和らげる効果もあるといわれるビタミンB6も含まれています。

他にも、ビタミンB6に関しては、肝臓に脂肪がついてしまう脂肪肝や動脈硬化を防いだり、精神安定に働きかけたりアレルギーも和らげたりと幅広く活躍してくれるビタミンの一種といわれています。モロヘイヤに含まれる　ビタミンB1とB2は、ホウレン草の5倍ほどといわれています。

・ビタミンC…アンチエイジングといえば、ビタミンCなしでは語れないといわれるほど、大切な成分の1つとなっているようです。モロヘイヤに含まれるビタミンCは、カボチャの4倍といわれています。アンチエイジングを始め、美肌、シミにアプローチなど女性に嬉しい効果を発揮してくれるでしょう。

そして、風邪の時にビタミンCを意識的に摂取するといいといわれるのは、免疫力アップ効果があるのも関係しているようです。また、ストレスが溜まりがちなかたや、白内障や貧血にも効果的な成分といわれています。

・ビタミンE…モロヘイヤに含まれるビタミンEの量は、他の野菜に比べてダントツトップといわれています。ビタミンEは、若さをキープするために摂取されているかたも多く、美容ケアにも欠かせない成分といえるでしょう。また、生活習慣病を防ぐ効果もあり、血の流れを良くし生殖機能アップにも効果的といわれています。

2-2.豊富なミネラル

モロヘイヤに含まれるミネラルは、カルシウムをはじめ、カリウムや鉄分が含まれていて、特にカルシウムはブロッコリーと比較して10倍以上といわれています。

・カルシウム…カルシウムといえば骨を育てる働きや歯を強くする効果もあるといわれています。また、骨粗しょう症を防ぎ、ストレスを軽減させる効果もあるといわれています。

・カリウム…カリウムは、むくみを改善したり、むくみにくい体質にする効果もあったりするため、ダイエットをしているかたにとっても味方の成分といえるでしょう。また、血圧や筋肉を正常に保つような働きもあるようです。

・鉄分…鉄分は、貧血を防ぐ働きもあるため生理中に意識的に摂取するといわれています。また、疲労回復にも効果的といわれています。

2-3.その他のモロヘイヤに含まれる成分

その他にも、モロヘイヤに含まれる成分はまだまだあります。β-カロテン、ムチン、マンナン、ケルセチンも注目されるモロヘイヤの効能に大きく関係しているようです。

・β-カロテン…モロヘイヤに含まれるβ-カロテンは、ブロッコリーと比較して19倍ほどといわれています。β-カロテンは、美肌効果や免疫力アップ効果もあり、夜盲症（夜や暗いところで視覚が弱くなってしまう症状が現れる病気といわれています）やガンを防ぐ効果もあるといわれています。

また、β-カロテンは、体内に入ると視力を良くする効果や乾燥肌を防ぐ効果などが期待されるビタミンAに変わるようです。

・ムチン…モロヘイヤの代表的なネバネバ感を出している成分であるムチンは、山芋やオクラといったネバネバを代表する野菜にもたっぷり含まれている成分といわれています。疲労回復を始め、便秘改善、免疫力アップにも効果的で注目を集めています。コンピューターで作業することが多くなった現代社会というのもあり、ドライアイに悩むかたにもアプローチしてくれるでしょう。

また、胃が弱いかたにも胃炎や胃潰瘍を防ぐ効果もあるといわれています。更に、肝機能や腎機能を強くする効果もあり糖尿病予防にもつながるようです。

・マンナン…マンナンは、ムチンと同じくネバネバした成分です。コンニャクの水溶性食物繊維です。マンナンには、糖質や脂質を吸収しないように働きかけてくれる成分でもあるため、ダイエットにも効果的といわれています。

・ケルセチン…ケルセチンには、美容には欠かせないビタミンCの作用を促進してくれて、抗酸化作用や血流れを改善してくれるので、コレステロール値を抑えたり動脈硬化を防いだりする働きが期待されるでしょう。また、関節痛をやわらげるのにも効果的といわれていて、モロヘイヤに含まれるケルセチンは、玉ねぎの2倍ほどといわれています。

3.モロヘイヤを保存するときのポイント

モロヘイヤは、購入してから2～3日以内に食べるのがベストといわれています。そして、冷蔵庫の野菜室などで保存する際にも保存前に知っておくといいこともあるみたいです。また、どうしても数日内に食べられない場合には、冷凍保存するのも可能といわれています。

3-1.購入してから2～3日以内に食べよう

モロヘイヤの効能をしっかりキャッチするためにも、モロヘイヤを購入してから2～3日のうちに食べることをオススメされています。鮮度が落ちてしまうと、凝縮されている栄養素も低くなってしまい、黒ずんできてしまうこともあるようです。モロヘイヤに限らずのことですが、野菜は鮮度が大切なため、モロヘイヤもなるべく早く数日内に食べるようにするのがベストでしょう。

モロヘイヤが傷んでいるかどうかチェックするポイントとしては、モロヘイヤの葉の一部だけが変色してしまっていて、他は変色していない場合は、変色した部分だけを破棄すれば食べられるといわれています。