脂肪吸引はダイエットいらず！4つのリスクと部位別の費用を知ろう！

これらのケースは当然、1%もないケースなのですが、実際に起きたことはあるので、脂肪吸引を行う場合にはそういうこともあると認識した上で、手術を受けるようにすることが望ましいでしょう。

3.3 費用も気になる

脂肪吸引をする場合には、どのくらいお金がかかるのかという費用面も気にかかってきますよね？

しかし、この費用面についてもマチマチで、当然手術する部位やその大きさ、範囲などによって変わりますし、切るか切らないかでも大きく変わってきます。

例えば、腹部だと20万円を超える場合もありますが、顔だと10万円くらいで済む場合もあるなど、その範囲は様々です。

一般的には大体10万円から30万円の間に収まることが普通だと考えられます。

そのため、全身を行ってしまうと相当の費用の負担が考えられますし、その場合には体力的にも負担がかかるのでまずは、1部分からはじめるのをオススメします。

もちろん、いきなり体全身って思う人はいないとは思いますが、念のため脂肪吸引に慣れながら行うことが望ましいでしょう。

3.4 やる場所はどこがオススメ？

脂肪吸引を行う場合には、おそらく皆さんも、体の中の脂肪が気になる場所があるからやりたいわけですので、あえて、ここでどこがオススメかは言う必要はないかもしれません。

しかし、多かれ少なから、脂肪吸引をしたい人は、お腹や顔、腕などいろいろな部位にコンプレックスを抱えているものですよね。

それはおかしいことではありません。むしろ、ある部分だけ太っている方が稀なケースなのですから。

最も脂肪吸引でメジャーな部位としては、やっぱりお腹や二の腕になります。

その次が、顔になりますが、顔の場合にはあまりオススメはいたしません。

何故ならば失敗した場合には、一番人目に晒す部位なので、取り返しがつかなくなるからです。

もちろん、お腹や二の腕の脂肪吸引でもうまくいかずに、手術後に傷跡などが気になる場合がありますが、顔に比べればそこまで目立つことはないでしょう。

4.脂肪吸引とダイエットは違うことを知ろう！

4.1 脂肪のメカニズム

脂肪吸引は、ある意味ダイエットのようなものですが、厳密には違うものであることを理解しておきましょう。

脂肪とは、そのまま体についていくものではなく、脂肪細胞に取り込まれることで、この脂肪細胞が集まり脂肪組織として皮膚の下や内臓の周りに分布することで存在しています。

そして、残念なことにこの脂肪細胞の数は、成人するとその数でほぼ固定されてしまうのです。

成人以降には、細胞の数が増えたり減ったりすることもないのです。

つまり、脂肪がたくさんついている太った状態とは、ひとつひとつの脂肪細胞が肥大化してしまっている状態のことをいうのです。

4.2 ダイエットは小さくする

次にダイエットと脂肪吸引の違いを説明するためには、まずはダイエットのメカニズムを説明しますね。

ダイエットは、簡単に言ってしまえば、蓄えられてしまった脂肪を燃焼することで、肥大化した脂肪細胞を少しずつ燃焼により小さくしていくことを目的としています。

結果として、この脂肪細胞を小さくできれば、ダイエットが成功していることになり、痩せていくことが可能となっていきます。

ところが、ダイエット中はいいのですが、その後、また食べはじめると太ってリバウンドするのは、食べることによりせっかく小さくなった脂肪細胞が、再び膨らんでしまうからです。

このような脂肪細胞の特徴をよく理解しておくこともダイエットには重要です。

4.3 脂肪吸引は除去する

脂肪吸引は、ダイエットの脂肪細胞を小さくするとは何が違うのか？

ズバリ、小さくするとかいうことではなう、除去してしまうのです！

そうなんです！だから脂肪吸引は手っ取り早く痩せられることになるのです。

言い方を変えると、脂肪吸引は、脂肪細胞を一気に減らすことができる、つまりは、ダイエットにつながる、というステップになるのです。

逆にいうと、脂肪細胞自体は除去してしまっているので、理論上は、脂肪細胞が膨らんだとしても、相対的に以前よりも減っているので結果的にリバウンドする可能性が減ることになりますし、リバウンドしても、ダイエットの時のようには太らないのです。

脂肪吸引を受けた直後に、腫れやむくみの症状が出ることがあり、体重が一時的に増加する場合があります。しかし、それらの状態は必ず無くなるものであり、最終的には必ず細くなります。

4.4 リバウンドはどっちでもある？

結局、リバウンドはあるのかどうか？ですが、あるにはあります。

ただし、リバウンドしても、以前のようにダイエットの時のようなリバウンドはありません！

もちろん人体なので絶対はありませんし、脂質や炭水化物を過度に摂取してしまえば、体脂肪を増やす原因にはつながっています。

しかし、それでも、脂肪細胞を膨らませることにはつながってしまっても、基本的に脂肪細胞の数を増やすわけではないので、リバウンドというレベルにはならず、以前とは小さいレベルでリバウンドすることになるのです。

つまり脂肪吸引の目的である、狙っている部位を細くして、美しいラインをつくることに成功していれば、ある程度食べたとしてもリバウンドにはならないのです。

これは、脂肪細胞の数が増えることにはつながらず、以前よりもひと回り小さいレベルで大きくなっているだけなのです。

言い方を変えれば、脂肪吸引で小さくなった体が、少しだけ、以前よりも小さいレベルでリバウンドしているだけなのです。

もちろん、脂肪吸引後よりは太っているのかもしれないので、リバウンドといえばそうなるかもしれませんが、脂肪吸引を行ったことで、以前よりは痩せていることにはつながっていると考えてもよいでしょう。

5.脂肪吸引といえばまずはお腹！

5.1 体型によって効果がやっぱり違う

脂肪吸引はその他のいろいろなダイエット方法や美容外科などの施術などと同様に誰にでも同じ効果がでるわけではありません！

まずはその知識を頭に叩き込んでおいてください。

①普通体型の人の場合

ふつう体型の人が脂肪吸引を行った場合についてまずは解説します。