青汁の価格は安いものはダメ？コストの差がある4つの理由とは

4.安い価格＝効果がないということ？

4－1.効果ゼロとは言い切れない

安いにはそれなりの理由があるということはお分かりいただけたと思いますが、では「安い商品＝効果もゼロ」なのでしょうか？

結論から先に申し上げれば、「効果がゼロ」ということはないようです。配合量が少なくてもケールや明日葉などの野菜の栄養素が配合されていることには間違いありませんし、添加物＝毒ではないので、例えば難消化性デキストリンによって頑固な便秘が少しずつ改善されたという人もいます。

また、流通にかかる時間などは現代においてはほとんど差がありませんので、加工食品の鮮度という意味でも安いからといってそれほど心配する必要もありません。

信頼できる商品なのであれば、安いものでも高いものでも一定の効果は感じられるという感想を持っている方がほとんどです。

4－2.目的によってはがっかりすることもある

ここでもポイントは「目的」になります。

野菜不足を補いたい、美容効果が欲しいという人なら栄養価の高い原材料を多く配合している商品を選んだほうが実感し易いですし、まずは便通を良くして腸内環境を整えたいという人なら、難消化性デキストリンなどの食物繊維を多く配合した青汁商品でも良いのです。

目的が漠然としていたり、ひとつの食品に対して過剰にアレも、コレという期待をしすぎたりしていると、必要な要素が何なのかわからなくなってしまって「ガッカリ」につながることも多くあります。

自分の目的はなんなのか、きちんと見極めてから健康食品を購入するように意識してみて下さい。

4－3.体に合わない添加物が含まれていることも

安いアイテムを買う時にちょっと注意をしてほしいのが、アレルギー体質の方、持病があって医師からの処方薬をもらっている方です。

添加物の中にはアレルギー症状を誘発するのではないかと疑念を持たれているものや、飲み合わせ・食べ合わせによって別症状（副作用）を起こしてしまう可能性があるものもあります。

また、持病を持っているという人は、血圧や血糖値などを常に管理する必要があります。しかし添加物によって、また青汁がもつ独特の栄養素などによってそうした体内環境が急激に変化してしまい、結果的に薬の効きが悪くなるなどの場合も想定出来ます。

かかりつけ医がいるという方は、必ず医師に相談するようにしましょう。

4－4.高くても効果を実感できない例もある

ここまで「安いアイテム」を主題にご紹介しましたが、高い価格のものでも必ず「合わない」という人がいます。これが個人差です。

体質というものはひとりひとり違いますし、不調の度合いも個人で大きく異なります。

青汁成分が薄くても劇的に便通が改善される人もいれば、純度100％の青汁成分だとしてもまったく何も変わらないという人もいるのです。

そのため、メーカーの多くは「お試し」として少量のアイテムを販売しています。そうしたアイテムを上手に活用し、自分の体質に合うものを見つけて下さい。

5.知りたい！価格の安い青汁はどれ？

5-1.売れ筋メーカーの代表商品を比較！

数多くある青汁商品の中で販売数の多いものをピックアップし、価格を「1箱」「年コスト」「1日コスト」「目的別の特徴」に分けてみましょう。

※通常販売価格です

※2017年1月現在の価格です

やはり価格にはかなりのバラつきがあります。自分のおサイフ状態ともよく相談しながら選び、1年間継続した場合の支出が負担になっていないかを確認しましょう。

5-2.あの激安商品もチェック！

今やなんでも揃ってしまうイメージのある100円ショップ。食品の取り扱いも多く、もちろん青汁も販売されています。

有名ショップ「キャンドゥ」には”おいしい青汁”、「ダイソー」には「ダイショーの青汁」という商品。どちらも青汁成分はしっかりと入っていますが、内容量が圧倒的に少なく、「おいしい青汁」が6袋、「ダイショーの青汁」が4袋となっています。

また、原産地が不明瞭であったり、配合バランスが非公開であるなど「安心感」という意味では若干の不安がありますが、「とりあえずどんなものかを試したい」「自分にも青汁が飲めるか気になる」というお試しをしたい人には良いかもしれません。