ニキビに悩んだらまずこれ!ニキビ治療の基本知識総まとめ!

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2 自分でニキビを治療するには

出典 | o-dan 

2-1 基本は「原因」を正しく把握して除去すること

ニキビができた時にだいたいの人はまず自分で何とかしようとするでしょう。それは間違いではありませんが、しかし乾燥が原因のニキビなのにさらに洗顔を一生懸命してしまう、などがその典型ですが、ニキビの原因を正しく把握して、その原因を除去するようなケアをしないと、逆にニキビをさらに悪化させてしまいます。

したがって、ニキビを自分で治療する場合には、まずその原因が何かをしっかり考え、それに応じた方法をとりましょう。具体的には以下のような方法があります。

2-2 スキンケアのやり方を改める

2-2-1 乾燥対策をしっかり行う

ニキビの原因が乾燥だというのは「大人ニキビ」の場合半数は当てはまることです。ですので、まずは乾燥対策をしっかりする、つまり肌の保湿に注意しましょう。具体的には以下のような点です。

洗顔後、風呂上がりにはすぐ保湿

濡れている皮膚はその水分が蒸発するときに、皮膚の中の水分も一緒に奪います。ですので、洗顔後、風呂上がりにはすぐに化粧水を塗るなど保湿に気をつけましょう。

洗顔をやりすぎない

皮脂の過剰がニキビの原因だと勘違いして行ってしまうのが、洗顔のやりすぎです。石鹸を使ってごしごしと洗ったりするのはNGです。保湿タイプの洗顔料をよく泡立てて、やさしく洗いましょう。

思春期ニキビ用化粧品を使わない

ニキビ用化粧品と銘打っているもののほとんどは、思春期ニキビ用の、皮脂を取り除く成分が入っているさっぱりタイプのものです。これでは保湿力が足りませんので、大人ニキビの場合は使わないようにしましょう。

髭剃り方法を変える

男性のニキビの原因の1つに、髭剃りで皮膚を傷つけてしまうことにあります。ですので、特に顎にニキビができる場合は、まず温かいタオルでヒゲを柔らかくしてから、シェービングフォームをたっぷり塗って、切れ味の良いT字剃刀で剃りましょう。

2-2-2 皮膚を清潔にする

皮膚についている汚れや皮脂は放置しておくと当然毛穴に詰まります。しかし、しっかり洗ったつもりでも、それらが残っている場合があるので、保湿も意識しながら、しっかりと洗浄して皮膚を清潔にすることが重要です。特に、以下の点に気をつけましょう。

洗顔は「泡洗顔」で

乾燥の話と重複しますが、汚れや皮脂を落とそうとごしごし洗っても、落ちずに皮膚の上で混ざるだけです。1番汚れを落とす方法は、洗顔料をよく泡立て、その泡で皮膚の上の汚れや皮脂を巻き込むことです。また、ごしごし洗うと、それが刺激になってニキビになったり、ニキビを悪化させたりします。またメーク汚れも大敵ですので、帰宅後はメークをしっかり浮き上がらせて、ふき取りではなく洗い流しできれいに落としましょう。

タオルを清潔にする。まめに取り替える

フェイスタオルもバスタオルも、意外に細菌がたくさんついていて、これがニキビやニキビを悪化させる原因になります。小まめに交換して使いましょう。

背中の洗い流しに注意

背中にニキビがよくできる人は、背中を洗ったあとに洗い残しがある場合が多いです。ボディーシャンプーなどの泡が残らないようにしっかり背中を洗い流しましょう。それはシャンプーの後も同様です。

髪の生え際にも注意

髪の生え際はクレンジングや洗顔料が残りやすい部位です。洗顔の時には特に念入りにすすぎましょう。また、シャンプーやコンディショナーも洗い残すと、それが額に落ちてきてニキビの原因になります。それを避けるためには、洗い流す順番を「髪→身体→顔」にすることです。

寝具も頻繁に交換する

タオルと同様に、枕カバーなどにも細菌は繁殖しています。それが寝ている時に頬に移ってニキビになるので、枕カバーなどの寝具も定期的に交換するか、タオルをかけてそれを毎日交換するなどしましょう。ただし、チクチクするタオルはそれが刺激になって、ニキビができますので、それにも注意が必要です。

2-2-3 洗顔で皮脂を抑える

実は、身体の皮脂分泌をスキンケアで抑えることはできません。可能なのは体質改善による方法など、身体の中にアプローチした場合のみです。その中でスキンケアでできる対策は唯一洗顔になります。ここまで書いてきたことと重複しますが、洗顔は「しっかりと正しい方法で、しかしやりすぎない」というのがポイントですので、洗顔料をちゃんと使って1日2回を限度に、ていねいに洗顔して、過剰な皮脂を抑えましょう。

2-2-4 使っている化粧品、シャンプーを見直す

また、毎日使う化粧品やシャンプーそのものが既にニキビの原因の場合もあります。何をしてもできてしまう場合は、そこを見直しましょう。ポイントは以下の通りです。

弱酸性のシャンプーを使う

頭皮のニキビは、シャンプーによってPhバランスが崩れてしまうとそれが刺激になってできることがあります。シャンプーは健常な肌の成分に近い、弱酸性のものを選んで使いましょう。

生理周期に合わせて化粧品を変える

普段使っていても何でもない化粧品が、突然ニキビの原因になる場合は、生理周期によるホルモンバランスの乱れとその化粧品があっていないからという可能性があります。思い当たる場合は、生理周期に合わせて、普段脂性肌用の化粧品を使っていても、その時には乾燥肌用に変えるなど、工夫してみましょう。

2-2-5 ターンオーバーを正常にする

過角化の原因であるターンオーバーの乱れは、主に外部からの刺激や、ストレスなどによるものなので、これもスキンケアによって治療するというのは難しい面があります。しかしその中でも、ビタミンEやビタミンAが配合されている基礎化粧品はターンオーバーを整える効果が期待できますので、使ってみるとよいでしょう。

2-3 悪い生活習慣を改める

ニキビは皮膚表面のトラブルですが、その根本の原因は身体の内側にある場合も多いものです。それらは内服薬などでも治療できますが、1番身体にも優しくてよいのは、生活習慣自体を健常なものにすることです。具体的には以下のことに気をつけましょう。

2-3-1 ストレスを解消する

ストレスは、交感神経優位の状態にする、ニキビの大敵です。それをため込まないように、以下のことを心がけましょう。

ストレスの原因(ストレッサー)を排除する

仕事上や、家庭の中のストレスの原因はなかなか排除できませんが、そういう場面に立ち会わないようにする、その原因になっている人に近寄らないようにする、などをして、ストレッサーから自分を守りましょう。

規則正しい睡眠をとる

また、睡眠不足や質の悪い睡眠も大きなストレスの原因です。早寝早起きをする、同じ時間に寝るようにする、寝る前に刺激あるものを食べたり見たりしないで質の良い睡眠を心がける、ということが大切です。

有酸素運動をする

ニキビを治療するには、副交感神経を優位にして、心身ともにリラックスした状態に自分を置くことも重要です。そのためには、ウォーキングや、ジョギング、ヨガなどの有酸素運動が最適です。それによって代謝もよくなるのでターンオーバーの改善も期待できます。

2-3-2 正しい食生活にする

体質改善の意味でも、直接的に皮脂分泌を抑える意味でも食生活が偏らないようにするのが重要です。具体的には以下のようなことを実践しましょう。

皮脂分泌を抑える食事をする

皮脂分泌を抑えるビタミンB群を積極的に食べましょう。レバー、イワシ、納豆、豚肉、きのこ類、牛レバー、バナナ、マグロ、大豆、卵などがそれです。同時に皮脂分泌を増やす、肉類やバターなどの動物性脂肪、糖分、刺激物、高GI食品は避けましょう。さらには、アルコールも毛細血管を拡張させて皮脂腺を刺激するので過度な飲酒は注意が必要です。

女性ホルモンを食事で整える

女性ホルモンと構造が似た大豆イソフラボンは副交感神経優位にする成分です。豆腐、納豆などを積極的に食べましょう。ビタミンEも女性ホルモンの分泌を整えるのでナッツ類などを、生の状態で食べるのもおすすめです。また、身体の冷えもホルモンバランスを崩しますので、冷たい飲み物、食べ物、カフェインが入っている飲料などは避け、生姜などを積極的に食べることです。

過度なダイエットをやめる

過度なダイエットに挑戦して、わずかな量の食事しかとらなかったり、好き嫌いが激しくて食物繊維やミネラルなどをとらないと、便秘や冷え性になります。それは老廃物の蓄積につながり、ターンオーバーを乱し、ニキビの原因になります。ダイエットをするのでも適度なレベルで行いましょう。

2-3-3 髪型を変える。頬杖などのクセを直す

また日常生活のあり方や行動を変えることでもニキビは治療できます。たとえば、前髪が垂れていると額への刺激になってニキビの原因になります。アップにするか、髪を横に流してピンで留めるなど工夫してみましょう。ニキビを隠すために、前髪をおろしてしまうと、さらに蒸れ、汚れ、刺激になって、ニキビを悪化させます。

また額を触ったり、前髪を触ったり、頬杖をついて顎に刺激を与えるクセも、ニキビの原因ですのでそのようなものは治しましょう。

2-4 市販のニキビ治療薬を使って治すには

肌にぷつっとできた白ニキビや黒ニキビ、炎症がまだ軽い赤ニキビなどは市販のニキビ治療薬などで、自分で治療することも可能です。それらはだいたい以下の4種類に分かれます。

2-4-1 皮脂を抑える市販薬

これは塗り薬では市販されていません。皮脂を抑えるのであれば、ビタミンEを配合している飲み薬がいいでしょう。ユベラックスなどがよく売れています。

2-4-2 炎症を抑える市販薬

赤く腫れているニキビの炎症を抑えてくれる市販薬です。有名なところでは、オロナインH軟膏やテラ・コートリルがあります

2-4-3 アクネ菌を死滅させる市販薬

毛穴の中で繁殖しているアクネ菌を死滅させることで炎症が治まります。売れ筋としてはクレアラシルなどがそうです。

2-4-4 保湿剤

保湿に関しては化粧品でもある程度ケアできますが、あまりにひどい乾燥の場合は市販薬を使ったほうがいいでしょう。ただし、グリセリンなどの油分が多いものはかえってニキビを悪化させるので、できれば無添加系の保湿剤を選んでください。たとえばキュレルの潤浸保湿フェイスクリームなどはおすすめです。


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